洋服や布団のダニ対策

カバーやシーツのダニ対策!正しい保管収納や洗濯方法

カバーやシーツ
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毎日使うベッドや布団のカバーやシーツのダニ対策をプロの目線で紹介しています。保管収納や洗濯方法とおすすめ素材、シーツやカバーを取り換える頻度やタイミングの目安、ダニを死滅させる方法などをまとめているので参考にして下さい。

ダニの繁殖条件

温度:20~30℃

湿度:60%以上

死滅:50℃以上で30分以上の乾燥か60℃の乾燥で一瞬で死滅

エサ:水分、食べこぼし、埃、カビ、髪の毛、ペットの毛、フケ、アカ、皮脂など

寝る時にカバーやシーツに触れると痒い原因

ダニの繁殖条件を見て分かる様に、人間の快適な生活空間はダニにとっても快適に繁殖できる場所です。更に布団の中は温度が高く、湿気が溜まりやい上に、餌が沢山ある場所です。

  • ダニ
  • ダニの死骸や糞へのアレルギー
  • シーツの素材へのアレルギー
  • 洗剤や柔軟剤へのアレルギー
  • カビ
  • ストレス
  • 乾燥肌
  • その他の病気

アレルギー持ちや敏感肌等のトラブルを抱えていない限りは、この中でも1番可能性が高いのがダニです。ダニがカバーやシーツに繁殖していると刺されて痒いし、ダニの死骸や糞もアレルギー物質として痒みを引き起こすので定期的にお手入れが必要です。

カバーやシーツの取り換えの頻度やタイミングの目安

カバーやシーツの取り換え

ダニで痒みを感じて寝れない人は、週に最低でも1~2回はシーツを取り換える様にしましょう。冬場など汗の量が少ない時でも可能なら2回、湿気の多い梅雨時期から汗の多い夏は3回程度変えると良いでしょう。

1人暮らしや共働きなどで頻繁に変える暇がない人は、布団乾燥機を利用しましょう。布団乾燥機でシーツと布団を一気に乾燥させればダニは死滅するし、ダニの繁殖条件の湿度もクリアできます。その上で週に1回は洗濯する日を作れば良いです。

乾燥機も手間となるので、例えば5枚くらいカバーやシーツを用意して、週に2枚使う、使った2枚をクリーニングに出す、後の1枚は予備という事にしておけば問題ないです。

カバーやシーツのダニ対策は乾燥機

乾燥機

ダニは温度を50℃以上で30分以上、もしくは60℃以上で一瞬で死滅するので、布団乾燥機や洗濯の際に乾燥機で一気に温度を上げると良いでしょう。

天日干しの方が気持ちいイメージを持っている方は多くいらっしゃいますが、天日干しだと温度がそこまで上がらないので注意が必要です。

布団と違いシーツは洗濯機での水洗いも簡単なので、小まめに洗濯をしましょう。そうする事でダニの死骸や糞も無くなるし、ダニの餌も無くなるので大量繁殖を防げます。

ダニ対策にコインランドリーで洗うのもおすすめ

コインランドリーの乾燥機

コインランドリーの洗濯機や乾燥機は家庭の物より大きいので、布団やシーツなど大きな物を洗うのに適しています。

家庭用の大きさでは洗いや乾燥にムラがあると感じた場合は、コインランドリーを利用する事をおすすめします。持ち運びが大変なので、その点が気になる方は宅配クリーニングを使うと便利です。

ダニ対策の為のカバーやシーツの保管収納方法

カバーやシーツの保管

せっかく綺麗にシーツを洗濯しても、それを保管収納しておいている間にダニが大量繁殖しては意味がありません。その為にも以下を必ず守りましょう。

  1. 洗濯後に完全に乾燥させる
  2. 部屋や収納の湿気対策を行う

乾燥機が無い場合は外干しでも室内干しでも構いませんが、生乾きにならない様に気を付けて完全に乾燥させる様にして下さい。

また部屋や収納に湿気が溜まりやすい状態になると、せっかく洗って乾燥させても、直ぐに湿気が溜まり始めて、使う頃にはダニが繁殖という事も少なくありません。

季節で使うシーツを分けている人は、オフシーズンになったら使わない布団とシーツなどは保管業者に預けるのがおすすめです。

そうする事で収納スペースに余裕が出て空気の通りが良くなり効果的な湿気対策を行えます。

coromoeでは、クリーニング付き保管サービスを行っています。ダニ対策の為の布団クリーニングも行っているので、ぜひご相談下さい。

ダニ対策におすすめのカバーやシーツ素材

ベッドにシーツを付ける

ダニが好む素材は「動物繊維>植物繊維>化学繊維」です。

ですので「羽毛や羊毛や絹>木綿やリネン>ポリエステル」と言った感じで、ダニを避けたいなら少なくとも動物性は避ける、動物性を選ぶなら小まめに洗濯が必要と言えます。

ただしダニが嫌だからと化学繊維を選んでも、化学繊維に対してアレルギーや肌荒れを起こす人もいるので、そういう点が問題ないかをチェックする事も大切です。

高密度でダニを通さない防ダニカバーやシーツは有効か?

シーツが綺麗なベッド

防ダニシーツや防ダニカバーは、高密度でダニを通さないくらい密度が細かい繊維の織り方をしているのでダニ対策には有効です。

ただし高密度の防ダニシーツやカバーを使っているからと言って、ダニ対策やお手入れを行わないで良いかと言うと、そうではないので注意が必要です。

シーツやカバー自体は良くても、マットレスや布団自体にはダニは繁殖していくので、放置していたら大量繁殖します。

シーツやカバーを頻繁に取り替えるのが面倒な人には向いていますが、それでも週1程度はマットレスや布団のお手入れはしておいた方が良いという事です。

また防ダニ効果はありますが、汗や湿気が溜まるとカビ等別の問題は発生するので、こういう点からも定期的に小まめなお手入れは必須と言えます。

使用を続けていくと劣化するし、洗濯や乾燥などでも劣化していくので、いつまでも高密度な状態は続かない事も頭に入れておきましょう。

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