帰省した義実家の布団がダニだらけ!角が立たない対策6選
義実家に帰省した時の不満や問題点として、布団の衛生面やダニの問題をあげる人は少なくありません。
ただ、表立って文句を言ったり、布団を持ち込むのは角が立つ場合もあるので、穏便に問題解決したい人におすすめの対策を紹介します。
義実家の布団のダニ対策におすすめしない方法
義実家に帰省する際に布団の清潔感などを気にする人は多いですが、やってしまうと問題になる事が多い方法は避けた方が良いでしょう。
- 防ダニスプレーや防ダニシート
- 近くのホテルや旅館に泊まる
- レンタル布団を頼む
- 布団を干すだけ
1.防ダニスプレーや防ダニシート
目の前でスプレーを振り撒いたり、見たらすぐ分かる防ダニシートを付けたりすれば、あからさまに「この布団は清潔感やダニが不安」「汚い布団だろうから対策しないと」と言っているのと同じだし、大した効果も見込めないのでおすすめしません。
2.近くのホテルや旅館に泊まる
泊まるスペースが無いなら別ですが、義実家は泊まって行って欲しいのに、わざわざお金が掛かるホテルや旅館に泊まるという事は「よほど一緒にいるのが嫌なんだろう」と関係を決定的に悪化させる事もあります。
それくらいの事をするなら、最初からダニにアレルギーあるから等と打ち明けて対策させて貰う方が良いです。
3.レンタル布団を頼む
義実家に布団が足りないならOKですが、足りているのにレンタルすると言う事は、あからさまに義実家の布団に衛生面などの問題ありと突きつけているのと同じです。
同様に義実家に布団があるのなら、自分で布団を持ち込むのもなるべく避けた方が良いでしょう。
4.布団を干すだけ
ダニ対策で布団を干す効果としては、湿気が取れダニの繁殖スピードが抑えられるだけなので、生きているダニは残るし、干すついでに布団叩きをしてもダニの死骸や糞は取れないので、根本的に問題を解決できません。
その上で高齢者にとってはかなりの労力が負担となるので、いい方法とは言えません。ダニだらけになっているだけあって、湿気、埃、汚れ、カビなども多い状態でしょうから、基本的には丸洗いをする方向に持って行く方が良いでしょう。
義実家の布団のダニ対策におすすめの方法
基本的にそれぞれの親にはそれぞれの子供(実子)が言う方が良いです。義理の親、義理の子供には気を遣うので、話が変な方向に行かない様にした方がトラブルも少ないです。
- アレルギーを理由にする
- シーツやカバーを持ち込む
- 子供用の布団は持ち込む
- 布団乾燥機を使う
- 大掃除や洗濯の日にする
- 防ダニのパジャマにする
1.アレルギーを理由にする
ダニはアレルギーを引き起こすので、咳やくしゃみ、鼻水などが止まらなくなります。本当にそういう症状があるなら、それを理由にすれば防ダニ加工のシーツやカバーを持って行って付け替えるのを嫌がる場合は少ないです。
これを理由にして、前もって「〇〇日に帰るから、それまでに布団だけは洗濯して干しておいてよ」と言っておくのも良いです。
高齢者にとって布団の洗濯や布団干しは大変な労力になるので、お金はこちら持ちで布団クリーニングを頼んであげるのも1つの手です。今ならネットで頼める宅配クリーニングなら、注文と支払いはこちらで、集荷やお届けは実家へという事も可能です。
クリーニングなら丸洗い(水洗い)した上でシッカリ乾燥させるので根本的な解決方法となります。coromoeでも、そういうご注文も承る事が可能なので、ぜひご相談下さい。
2.シーツやカバーを持ち込む
シーツやカバーだけでも自分が安心できる物を使えればという事なら、肌が弱いなどを理由に、自分に合ったシーツやカバーだけ使うとしておきましょう。その為に、肌が弱い人でも大丈夫な素材の物を選んでおかないといけません。
義実家の布団自体を嫌がっている訳じゃないので、角が立つ可能性は低くなります。
防ダニ加工されたシーツにすれば、敷布団にダニがいてもシーツから出てこれないので、直接肌に触れる事がなくなります。ただし、洗濯や劣化などで効果は薄れるので注意が必要です。
3.子供用の布団は持ち込む
自分も嫌だけど1日くらい我慢は出来る。でも子供の健康は心配と言う人は、子供の布団だけ持ち込みましょう。子供用の布団なら小さいので車で運んだりするのも苦になりません。
言い訳としては「いつも使っている物じゃないと調子悪くなってしまうみたいで…」なんて言っておけば、義理の親も孫の事ですから問題なく許容するでしょう。
4.布団乾燥機を使う
布団乾燥機だけではダニの死骸や糞を取り除く事はできないので、アレルギー持ちの人は使えませんが、生きたダニが嫌だという人には効果的です。
ダニは50℃以上で30分以上、60℃で一瞬で死滅するので、布団乾燥機を使ってその温度まで上げれば全て死滅します。
布団乾燥機を持ち込むのは手間なので、何かの時にプレゼントとして義実家に送ると良いでしょう。プレゼントするのが嫌なら、冷え性だから布団を温めたい等を理由にしましょう。
5.大掃除や洗濯の日にする
義実家は高齢者しかいない場合は掃除や洗濯が行き届いていない事も多々あると思います。そういう時は、自分たちが帰った時は大掃除や洗濯の日と言うのを定番にしておけば、その時に布団も角が立たない様に洗濯可能です。
義実家で洗濯乾燥させるなら朝方には行かないと間に合いませんが、コインランドリーが利用できる地域なら、そこで一気に洗濯乾燥を済ませましょう。クリーニングに頼む以外では、これが根本的な解決方法になります。
6.防ダニのパジャマにする
ここまで挙げた方法が無理なら、布団への対策は諦めて、パジャマを防ダニ加工の物にしましょう。長袖、長ズボンはもちろん、健康を考えるとおすすめできませんが1日くらいは靴下履いたままにすれば、気分的にも違います。
顔は隠せないので、そこは割り切る必要がありますが、パジャマ程度なら文句を言われる事も無いので、実行できる人は多いはずです。
義実家の布団をダニだらけにしない対策
義実家の布団を洗ったり、クリーニングして綺麗になったのに、次に来たらまた同じ状態という事も少なくありません。
帰省の度に大変な思いをする可能性もあるので、1日使った程度では大して汚れは溜まっていないので、干して湿気を取ってから布団圧縮袋に入れて仕舞いましょう。
そうすれば湿気から守られ、ダニやカビの繁殖を防げる可能性はあります。
帰省の度に丸洗いすると言うのが1番良い手段ですが、そうできない場合は、これくらいの予防法は取っておけば気が楽です。
布団圧縮袋は「押し入れのスペースが広がるし、湿気やカビからも守られるから便利ですよ」とか言って、実際にやってみせつつ、そのまま押し入れに保管すればOKです。