衣替えで洋服や布団どこにしまう?分け方も併せて解説

衣替えや普段の収納で洋服や布団をどこにしまうのが正解なのか、取り出した時にトラブルを起こして失敗したくない人は必ずチェックしておきましょう。
衣替えを効率よく簡単にやるコツや収納場所の分け方も解説します。
衣替えを簡単にする分け方のコツ
衣替えを行う前の準備をする事で、分かりやすく簡単な作業になります。
- 不要な洋服は断捨離する
- 春夏物と秋冬物に分ける
- ハンガーで吊るすか畳むかで分ける
- 色で分ける
1.不要な洋服は断捨離する
1年間着なかった洋服やダメージが酷い洋服は捨てましょう。捨てずに買う一方だと収納はパンパンになり、湿気が溜まりやすい収納になってしまいます。
カビ・ダニ・虫・シミ・色落ち・色移り・臭いの大きな原因になるので、先ずは不要な洋服を断捨離し収納スペースに余裕ができる様にして下さい。
どうしても余裕を持った収納にできない場合は保管サービスを利用する事をおすすめします。
2.春夏物と秋冬物に分ける
1年に2回しか衣替えしない人は、先ずは春夏物と秋冬物で分けます。シーズンオフで半年近くは保管に回る洋服と、これから半年は使う洋服に分ける事で、どこに収納するかも変わってきます。
1年に3回衣替えする人は夏物と秋冬物と春物に、4回衣替えする人は春夏秋冬で使う物を分けると良いでしょう。
3.ハンガーで吊るすか畳むかで分ける
春夏物と秋冬物に分け終わったら次は洋服のタイプで分けます。シャツはシャツ、セーターはセーター、ズボンはズボンと言った感じです。
これでどこに何があるのかが大体分かるのでコーディネートする時、衣替えで取り出す時も分かりやすく良いし、タイプにあった保管方法にする時の手間も減ります。
ここで分けたタイプによって、ハンガーで吊るすか畳むかが決まります。素材やタイプで畳むか吊るすかどっちが良いのか分からない場合は、以下の生地にまとめているので参考にして下さい。
4.色で分ける
ハンガーで吊るすか畳むか決まったら更に色で分けて下さい。
そうする事で更にどこに何があるか分かりやすい上に、もしも色移りがあった場合でも、同じ様な色なら目立たず大きなトラブルにならない事もあるので、おすすめです。
色別にクローゼットに収納している人を見ると几帳面過ぎると思う人もいらっしゃいますが、そういうトラブル回避のメリットがある事を覚えておきましょう。
2.衣替え時の収納場所の正しい分け方

収納場所は、どこにどれを置いた方が便利だからと言うのは大切ですが、それ以上にどこにどれを置いた方が安全に保管できると考える様にしましょう。
1.臭いや湿気がない場所に収納する
洋服や布団は湿気が溜まる場所だとトラブルを引き起こすので、家に複数の収納がある場合は、それらが無い場所、または換気しやすい場所の収納に保管しましょう。
取り出した時に臭いトラブルが起きない様に、お風呂やキッチンやダイニングから離れた場所が良いです。
2.頻繁に取り出すものを下に置く
湿気は下部に溜まりやすいので、頻繁に取り出す物を収納の下部に置きましょう。
例えば洋服を置かないとか、洋服系なら畳んで棚にしまうが頻繁に取り出し洗濯する下着系やTシャツなどがおすすめです。
真ん中はハンガーに吊るす洋服、上部は半年後まで畳んで保管する軽い物が良いでしょう。
畳む洋服は一部分に圧力掛かったり、シワや型崩れの原因になるので縦入れせず、重い物を下に軽い物を上にして積み重ねる方が良いです。また、畳む際は同じ大きさになる様に畳むと圧力を分散できるのでおすすめです。
布団を一緒に保管する場合は吊るすスペースが減りますが、真ん中にすのこ棚を置いて1段に1つ布団を置く様にすると通気性を確保し湿気がたまりにくい状態にできます。
3.ダンボールや紙製ボックスは避ける
どこの収納に保管するかが大体決まれば、後は棚や収納ボックスにしまうだけ。ダンボール製や紙製のボックスは湿気を溜め込みやすいので使わない事をおすすめします。
1番のおすすめは不織布製の収納ボックスです。収納の上下の狭いスペースはそれらを並べ、真ん中の広いスペースにはすのこ棚を置き、それぞれに不織布製の収納ボックスを置くか、ハンガーラックにし吊るすかにしましょう。
不織布製ボックスはプラスチック製と違い通気性があるので湿気が溜まりにくいです。どの製品を使っても湿気取りは定期的にやるべきですが、リスクは少ないのでおすすめです。
4.衣類カバーはビニール製を避ける
衣類カバーはビニール製だと完全防備できる印象があって多くの人が使っていますが、通気性が悪いのでおすすめしません。
衣替えの時の仕舞い洗いでクリーニングに出し、返却時のビニール袋に入れたまま保管する人が多いですが、これも絶対にやってはいけません。
宅配時や持ち帰りの時に埃や汚れから守る一時的な物なので、家に着いたらすぐに外しましょう。その時点で既に湿気が溜まっているので、外したら少々で良いので干して乾燥させ、それから保管するのが基本です。
衣類カバーも不織布製をおすすめします。吊るして保管タイプは必ずカバーに入れるのと、畳んで保管タイプも不織布カバーに入れた方がトラブルが少ないのでおすすめです。