衣替えで洋服に黄ばみやシミ!落とし方や予防方法
衣替えで長期保管した洋服など、衣類に黄ばみやシミができる原因や効果的な落とし方、衣替えなど保管前に必ずやっておきたい予防方法を紹介します。
衣替えで取り出した洋服が黄ばみやシミだらけにならない様に保管時に必ず実践する事をおすすめします。
衣替えで保管した洋服に黄ばみやシミができる原因
保管中の洋服に黄ばみが出てしまう原因は明確にあります。
- 衣替え時に洗濯しなかった
- 保管場所の湿気が多くカビが生えた
- 錆が発生した
- 排気ガスの影響
- 紫外線の影響
1.衣替え時に洗濯しなかった
衣替えで保管収納に回す洋服を洗濯しなかった事で、汗や皮脂汚れ、食べかす等、仕舞う段階では目立たないシミが、時間と共に酸化し黄ばみや茶色のシミになって浮き出てきます。
ドライクリーニングだと脂溶性の汚れは取れますが、汗などの水溶性の汚れは取れないので、ドライクリーニング後に長期保管していると、クリーニングに出したのにシミや黄ばみが出来るという事になるので、長期保管前はシッカリ水洗いしましょう。
2.保管場所の湿気が多くカビが生えた
保管場所となる収納やクローゼットの空気の通りが悪く、湿気が溜まりやすいとカビが生える事があります。
黒いシミや緑色のシミはカビが繁殖してしまった状態、赤茶色の場合はカビが生えた上で死滅した状態の可能性が高いです。
3.錆が発生した
茶色いシミの場合は錆の可能性もあります。湿気を多く含んだまま保管したり、湿気の多い場所に置いておくと、水分の影響で洋服の金属部分が錆びてしまう事があります。
また、綺麗に洗っても錆が付く場合は、水道管が古く金属が腐食してしまっている可能性があります。
4.排気ガスの影響
自動車の排気ガスだけではなく、室内でストーブを使ったり、ガスコンロを使っている場合は室内でも排気ガスが発生します。
排気ガスにより化学変化が起き、黄ばみなど変色の原因となります。通気性の悪い部屋や収納だと、排気ガスが滞留してしまうので注意が必要です。
5.紫外線の影響
日光だけではなく室内では蛍光灯も紫外線を発しています。紫外線に長時間当たると、こちらも化学変化を起こし黄ばみなど変色の原因になります。
長期保管の際は特に日光が差し込む場所や蛍光灯の影響がない場所に保管する様にしましょう。
衣替えで保管した洋服の黄ばみやシミの落とし方
基本的な黄ばみの落とし方
- 50℃のお湯に浸す
- 弱アルカリ性洗剤を入れ1時間前後浸け置きする
- 通常の洗濯を行う
1の段階で利用可の洋服なら漂白剤を入れましょう。大抵はこれで落ちますが、浸け置きができない場合は部分洗い専用の洗剤などを使って、シミや黄ばみ部分だけに処理を行いましょう。
頑固な黄ばみの落とし方
頑固な黄ばみの場合は重曹を使う方法も試して下さい。
- 中性洗剤と重曹を1:1で混ぜペーストにする
- 黄ばみ部分に塗る
- 塗った部分を優しくスポンジやブラシでこする
- 通常の洗濯を行う
これでも落ちない様なかなり頑固な黄ばみの落とし方は以下。
かなり頑固な黄ばみの落とし方
- バケツに50℃のお湯を入れる
- 水量に適量の漂白剤、同量お重曹を入れ溶かす
- 1時間程度浸け置き
- 通常の洗濯を行う
クリーニングで染み抜きする前に自分で黄ばみを落としたい人は、ぜひ重曹を使ってみて下さい。
衣替えで保管する洋服のシミや黄ばみ予防方法
シミや黄ばみを予防するには汚れを落とし、空気の通りが良い場所での保管が重要です。
- 水洗いでしっかり汚れを落とす
- 水分を残さず乾燥させる
- 収納やクローゼットに詰め過ぎない
- 湿気の無い空気の通りが良い場所で保管する
- 紫外線の影響の無い場所で保管する
少ししか着ていない服でも、1度着たら汗や皮脂を吸い込んでいるので、必ず洗濯しましょう。
coromoeはクリーニング付き保管サービスです。宅配で集荷、返却を行うので、手間は洋服など衣類を詰めるだけ。
シッカリと汚れを落として適切な状態で管理しつつ保管、返却時には黄ばみがなく直ぐに使える綺麗な状態でお戻しします。長期保管となるとシミや黄ばみの問題が発生する事が多いので、ぜひプロにお任せ下さい。