1人暮らしのワンルームで服が臭い時の対処法や予防法

1人暮らしのワンルーム
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ワンルームにはベランダやバルコニーといった、洗濯物を干すスペースが十分に確保されていない部屋も少なくありません。狭い空間での部屋干しは乾きにくく、生乾き臭を発してしまします。

また、ワンルームはコンパクトな設計であるため臭いがこもりやすく、料理などの臭いが服についてしまうこともあります。

狭いワンルームでも、服の臭いを防ぐ工夫を凝らして、快適に暮らしましょう。

1人暮らしのワンルームで服が臭くなる原因

1人暮らしの場合、雨の日以外でも部屋の間取りや生活スタイルなどで、外に洗濯物を干せない事情もあります。とくに女性の場合は、晴れた日でも洗濯物を長時間ベランダで外干しするのは不安に感じることも。

防犯の意味でも部屋干しにしたほうが安心です。しかし部屋干しは、外干しに比べて生乾きになりやすいのが難点です。

ワンルームは部屋干しのスペースが限られているため、どうしても洗濯物同士の距離が近くなってしまいがちです。

洗濯物同士の間隔を充分に確保できないと風通しが悪くなるため、洗濯物が乾くのに時間が掛かってしまい、臭いの原因となる雑菌が繁殖してしまいます。

さらに、キッチンと生活スペースがひとつになっているワンルームは、料理の匂いが服に移ってしまう可能性もあります。とくに濡れた布は臭いを吸い込みやすいため、部屋干しの洗濯物は要注意です。

また、部屋自体の臭いも見直す必要があります。

丁寧に掃除していない場合は、クローゼット等の収納がカビ臭くなっていないか?エアコンから嫌な臭いが出ていないか?布団やカーテンなどから嫌な臭いが出ていないか?部屋の中でタバコを吸って壁などが臭くないか?

これらの臭いも洗濯物に移ってしまうので対策が必要です。

1人暮らしのワンルームで料理の臭いから服を守る方法

料理の臭い

料理をする時は、クローゼットや押入れを閉めるのを徹底しましょう。服をハンガーラックにかける場合は、カバー付きがおすすめです。上から下まですっぽり隠せるタイプなら、ほこり防止にもなり、臭いが移るのを防ぐことができます。

ただし、ビニールタイプの洋服カバーは湿気が溜まってしまい、それが原因で臭いやカビの原因になるので、あくまで料理中の臭いが充満する時だけと言うイメージで使って下さい。

また、料理中は換気扇を回し、窓を少し開けておくことでより空気の流れる量が多くなり臭いを外に排出させることができるので、臭いがこもりにくくなります。

洗濯物を部屋干ししている場合は、洗濯物を浴室に移動させましょう。浴室のドアを閉めれば料理の臭いが入ってこないので、安心です。

料理中に限らず、食事中も食べ物の臭いが服についてしまう可能性がありますので、しっかり対策をして大切な服を臭いから守りましょう。

1人暮らしのワンルームで上手に部屋干しする方法

部屋干しとサーキュレーター

狭いワンルームの部屋でも、部屋干しする場所は複数あります。物件やライフスタイルに合わせて、どの場所に部屋干しすべきか考えてみましょう。

浴室や洗面脱衣所に干す

浴室は湿度が高くて風通しが悪く、部屋干しには不向きな場所だと思われがちですが、換気設備が整った浴室は部屋干しに最適な場所です。

浴室の換気扇を回しておくことで、効率よく洗濯物を乾かすことができます。

浴室に隣接している洗面脱衣所も、お風呂のドアを開けて換気扇をつけておけば、湿気が洗面脱衣所に溜まる事も軽減できます。

窓際に干す

日が当たる窓際も部屋干しに適している場所のひとつです。日光が当たると周囲の空気が温まり、洗濯物の乾きが早くなります。

ただし、カーテンレールに洗濯物を干すのは禁物です。カーテンや窓枠には意外とホコリや汚れが溜まっているので、せっかくきれいに洗った洗濯物にホコリや雑菌が付着する恐れもあります。

突っ張り棒などを使い、洗濯物を干しましょう。

エアコンや扇風機、サーキュレーターの近くに干す

エアコンや扇風機、サーキュレーターの近くも部屋干しに適しています。部屋干しで早く乾かすコツは、洗濯物に風をあてることです。

エアコンや扇風機、サーキュレーターを使って空気を循環させると効率よく乾かすことができます。

また、室内物干しグッズを使うことでも、干す場所を確保できます。狭いスペースでも使えるアイテムも多数販売されていますので、必要に応じて活用してみましょう。

洗濯物の干し方に一手間加えるだけで、乾きのスピードが変わってきます。

  • 洗濯物同士の間隔を、こぶし1個分程度開けて干す
  • 両端が長く、真ん中が短くなるようにアーチ状にして干す
  • 厚手のものと薄手のものを交互に干す
  • バスタオルはピンチハンガーでジャバラ状にしてつるす
  • 長袖やフード付きの衣類は、上下逆さにして干す

一度にたくさん干すことで、洗濯物同士の間隔を充分に確保できない状態になます。そのため風通しが悪くなり、かえって乾きにくくなります。

できるだけこまめに洗濯を行い、一回に干す量を調整することも大切です。

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