プロが教えるラビットファーの洗濯やお手入れ方法
ラビットファーは、見た目の美しさだけではなく柔らかさと暖かさで冬のコーディネートに欠かせないアイテムですよね。ですが、繰り返し着用していると毛が束になってきて、なんだかボソボソ。見栄えもあまり良くない状態になります。
そこでこの記事では、ラビットファーの洗濯やお手入れ方法をご紹介します。正しいケアを学んで、お気に入りのラビットファーを新品のように長持ちさせましょう。
ラビットファーの洗濯のリスクや注意点
ラビットファーは、リアルファーの中でも割とお手頃な価格で購入することができるアイテムですが、クリーニングへ持っていくとなると少しお高めの料金になる場合があります。できれば、自宅でラビットファーを洗濯したいという方も多いはずです。
ですが、ラビットファーを含むリアルファーは基本的に洗濯NGです。
もし、自宅で洗濯を行う場合、以下のリスクや注意点を把握しておきましょう。
【リスク】
- 縮み
- 抜け毛や毛質が悪くなる
- 変色やシミ
【注意点】
- 洗濯タグを確認する
- 色落ちテストをする
- 手洗いをする
- 摩擦を与えないようにする
- 風通しの良いところに自然乾燥する
ラビットファーの洗濯方法や洗い方
注意点でもお伝えした通り、洗濯機は使わず手洗いで優しく洗うようにしましょう。また、洗濯タグには「家庭での洗濯不可」表記がされていることが多いので、自宅で洗濯する場合は自己責任で行ってください。
洗剤が合わないと、色落ちの原因に繋がるので全体に使う前に一旦色落ちチェックを行います。
- おしゃれ着洗剤
- 洗面器
- ぬるま湯
【色落ちチェック】
お試しなので、お湯と洗剤の量は少量でOK
色落ちが確認できるようになるべく白いタオルを使ってください
この時、タオルに色が移っていれば色落ちする可能性が高いので、クリーニング店へ依頼することをおすすめします。
【手順】
洗面器の大きさは、ファーが全体入る大きさが理想です。
ラビットファーの普段のお手入れ方法
普段のお手入れは、着用ごとにブラッシングをしましょう。目には見えなくても、意外とホコリなどが付着して汚れていることがあるので、その都度ブラッシングをすることで、ラビットファーの毛並みをキレイに保つことができます。
特に顔周りなどは、汗や皮脂も付きやすいので毛束になりやすいです。次、着用する時に美しい状態で身に付けれるように、このひと手間をお忘れなく。
また、洗濯まではしなくてもいいけど汚れが気になるという時は、タオルを濡らして硬く絞り、毛並みに沿って優しく拭き取りを行いましょう。拭き取った後は、風通しの良いところで必ず乾かしてください。
ラビットファーのおすすめクリーニングと料金相場
ラビットファーのクリーニングには、パウダークリーニングが最適です。パウダークリーニングとは、トウモロコシの芯を粉末状にして、そこに洗剤などを混ぜ合わせたパウダーを製品にかけて行う技法です。
クリーニング料金は、クリーニング店よって異なりますが大体3,000円～5,000円程度です。ラビットファー付きコートなどをクリーニングに出す場合、コート本体とラビットファーは別の技法でクリーニングを行うため、料金がそれぞれかかることがあります。
クリーニング店へ依頼する際は、そこも含めて店員さんに事前確認しておきましょう。
