油汚れやタンパク質汚れにおすすめの洗濯洗剤を解説
洗濯洗剤には 、得意な汚れと不得意な汚れがあります。それぞれの特徴を知ったうえで適した洗剤を選ばないと、ちゃんと汚れがとれません。
洗濯洗剤は汚れの種類によって使い分けることで、より効果を発揮します。どんな汚れを落としたいか、目的に合わせて使い分けることが大切です。
今回は、用途に合わせた洗濯洗剤の選び方についてご紹介していきます。
油汚れにおすすめの洗濯洗剤
衣類につく油汚れは油溶性の汚れです。
仕事や食事など、何気ない日常生活の中で、食べ物などの油汚れが服につくことは少なくありません。油汚れでできたシミは、水に溶けにくい性質を持っているので、いつもの洗濯方法や洗剤では十分に落とすことができず、油汚れが頑固なシミになることもあります。
また、仕事での作業着や衣類のガンコな油汚れは、普通の洗濯洗剤では汚れを落としきれないこともあります。
油汚れは酸性のため、落とすにはアルカリ性の洗剤を使って分解することが大切です。
油は冷たい水には溶けにくいですが、温まると粘度が下がり繊維から浮きやすくなりるので、40℃くらいのお湯を使うとより効果的です。更に専用洗剤を使うことで、より高い油汚れ落とし効果が期待できます。
日常生活での油汚れにおすすめの洗濯洗剤
トップ NANOX シミ用
出典:ライオン
漂白成分に洗浄成分を加えた漂白洗浄成分により、食べ物の油汚れや口紅の汚れに高い効果を発揮します。
洗濯機で洗う前にシミ汚れに直接塗れば、あとは洗濯機でしつこい汚れをすっきり落とす、便利で効果的な衣類の部分洗い剤です。
アリエール 粉末 サイエンスプラス7 粉末タイプ
粉末タイプのアルカリ性洗剤で、ダブルで配合された漂白剤が、衣類の皮脂や黄ばみ、泥汚れ、食べ物のシミに作用するとされているのが特徴です。
作業着などのガンコな油汚れにおすすめの洗濯洗剤
WORKERS作業着専用洗い 液体洗剤
出典:ファーファジャパン
長もちする泡立ちが特徴で、ひどい汚れの作業着を洗っても泡が消えず、しっかりと油を包み込みながら洗い上げます。
頑固な油汚れにすばやく浸透し、汚れを強力に洗浄します。特に落ちにくい汚れには原液を少量、直接塗布してからお洗濯をするとより効果的です。
タンパク質汚れにおすすめの洗濯洗剤
洗濯洗剤に入っている酵素は主にタンパク質分解酵素と呼ばれるもので、タンパク質を分解する働きがあります。
酵素成分が配合されることで、洗浄力を強化し、界面活性剤だけでは落ちにくいタンパク質や脂質などの汚れを分解し、落としやすくする効果があります。
また、雑菌もタンパク質で構成されています。酵素はこの嫌なニオイを発生させる腐敗菌や、ニオイ物質も同時に分解してくれます。
アタック 高活性バイオパワー
出典:花王
繊維の奥から汚れを落とすバイオ酵素を配合した酵素洗剤で、皮脂汚れや嫌なニオイを除去する効果が期待できる粉洗剤です。
アリエール バイオサイエンスジェル
出典:アリエール
3種類の界面活性剤を配合しているのが特徴で、科学の洗浄力と自然の分解力を融合した、液体タイプの酵素洗剤です。
トップ スーパーNANOX
出典:ライオン
洗濯成分を約7割という高濃度で配合した、液体タイプの酵素洗剤です。新酵素を配合しているのが特徴で、エリ袖の黒ずみや黄ばみ、皮脂、食べこぼしなどに対して高い洗浄効果が期待できます。