漂白剤の正しい使い方とおすすめをプロが解説
衣類にシミが出来てしまったけど通常の洗濯じゃ取れないという時に活躍するのが漂白剤。使用方法を正しく行わなければ危険なことにつながる可能性があります。
今回は漂白剤の仕組みや成分、タイプの違いや正しい使い方、おすすめについて解説していきます。
漂白剤でなぜ白くなる?仕組みや成分
漂白剤とは汚れやシミなどの色素の成分を分解する効果があります。通常のお洗濯では落ちない汚れも漂白剤を使用することで汚れやシミを落とすことが出来ます。
塩素系漂白剤は強い効果があるので特に気になるシミには効果的です。但し使用できるのは白い衣類や色落ちしても良いタオル等のみです。
塩素系漂白剤に使用されている次亜塩素酸ナトリウムは染料を落としてしまう効果があるので色物やデリケートな衣類には向いていません。
一方酸素系漂白剤は過酸化水素や過酸化炭素ナトリウムが使用されており色柄ものにも使用することが出来ます。
酸化型漂白剤と還元型漂白剤の違い
漂白剤は大きく分けて2種類あります。含まれる成分によって落ちる汚れや使用用途が変わるので、用途に応じて使い分けましょう。
分類 | 酸化型漂白剤 | 還元型漂白剤 | ||
---|---|---|---|---|
系統 | 塩素系 | 酸素系 | 還元型 | |
タイプ | 液体 | 粉末 | 液体 | 粉末 |
主成分 | 次亜塩素酸ナトリウム | 過炭酸ナトリウム | 過酸化水素 | 二酸化チオ尿素 |
漂白力 | ★★★ | ★★ | ★ | ★ |
除菌・消臭 | ★ | ★ | ★ | × |
用途 | 白物 | 色物も可 | 色物も可 | 白物 |
酸化型漂白剤(酸素系と塩素系の違い)
汚れを酸素と結びつけ色素を落とす効果や、酸化作用による除菌効果により消臭効果があります。
酸化型漂白剤はさらに塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の2種類に分けられます。塩素系には次亜塩素酸ナトリウムが、酸素系には液体タイプは過酸化水素、粉末タイプには過炭酸ナトリウムが使われています。
塩素系は酸化する力が特に強力なので酷く汚れている衣類や酸素系では落ちない汚れにおすすめです。ただし、色物には使えず白物専用となっています。
酸素系は酸化する強くないのでシミには効果があるが、衣類の染料まで落としてしまう事が少ないので、通常の洗濯で漂白剤を使用する際はこちらを使う事が一般的です。
還元型漂白剤
汚れから酸素を奪い取り色素を落とします。粉末で主成分には二酸化チオ尿素が使われており白物専用の漂白剤として使えます。
業務用で使われる事がありますが、漂白力は弱く、除菌作用も無いので、一般的には家庭では使わないタイプです。
漂白剤とハイター、衣類用とキッチン用の違い
出典:花王
ハイターと言うのは花王の漂白剤ブランド名なので、漂白剤と言うカテゴリーの中にハイターがあると認識して下さい。ですので、漂白剤を使うのかハイターを使うのかと言う事で迷う必要はありません。
衣類用とキッチンハイター等の食器用の大きな違いは殆どなく、食器用には油を落とす為の界面活性剤が配合されており、衣料用ハイターには配合されていないと言う違いです。
それに対して漂白剤には漂白、殺菌のみに効果があるので、漂白剤の代用としてキッチンハイターは使用できます。ですが使用する際は、色柄モノに使ってしまうと色落ちしてしまう恐れがあるので注意しましょう。
粉末漂白剤と液体漂白剤の違い
漂白剤の塩素系には液体、酸化型漂白剤には粉末と液体の2種類があります。
粉末タイプの酸素系漂白剤
主な成分は過炭酸ナトリウムです。水やお湯に溶かすと活性酸素の酸化作用で衣類を漂白することが出来ます。粉末タイプは液体タイプに比べ強い成分が含まれている為漂白に優れています。
基本的に色柄物にも使用可能で、油を分解する効果もあるためお洗濯以外にも台所の清掃にも使用することが出来ます。
液体タイプの酸素系漂白剤
主な成分は過酸化水素です。液体タイプは粉末よりも漂白力が弱くなりますがその分、色柄モノやデリケートな製品などにも安心して使用することが出来ます。
粉末タイプにくらべて、油汚れを分解する効果はないため、洗濯時の漂白剤としてのみ使用することがほとんどです。
液体タイプの塩素系漂白剤
塩素系の漂白剤は酸素系の漂白剤に比べ強い漂白効果があります。色素を分解して白くするため、色柄物への使用は絶対に使用しないようにしましょう。
また、トラブルを起こしやすいデリケートな衣類にも使用しないようにしましょう。塩素系漂白剤と酸性タイプの洗剤と混ぜると有毒なガスを発生させてしまうので、気を付けましょう。
漂白剤を使えない服や素材
成分が強力な塩素系漂白剤と、漂白力の低い酸素系漂白剤ですが、どちらもアルカリ性です。アルカリ性はタンパク質を溶かす性質がありますので、毛・絹などを使った衣類には使用できません。
水洗いできない素材、金属製のボタンやファスナーは漂白剤と金属と化学反応し、ボロボロになってしまったり、変色したりする恐れがあるので、これらに対しても漂白剤は使用できません。
漂白剤での洗濯は他の洗濯物と一緒にしていいか?
漂白したい衣類を洗濯する際は他の洗濯物とは分けるのがベストです。
漂白剤は通常の洗濯では落ちないシミなどの色を落とすので、洗濯洗剤よりも生地を傷めやすいので、デリケートな衣類に使用すると衣類へのダメージが大きくなる事があります。
どうしても一緒に洗濯したい場合は大きなリスクを減らす為に以下の方法を実践して下さい。漂白したい物A、一緒に洗濯したい物Bとして説明します。
- AとBを一緒に洗濯機で洗濯
- Bは干す、Aだけ漂白剤に浸ける
- Aを洗濯機で脱水→すすぎ→脱水する
すすぎ前に1度脱水するのは漂白剤を効率的に綺麗にすすぎ落とす為です。漂白剤でつけ置き洗い後に一緒に洗濯したい場合は…
- Aを漂白剤でつけ置き洗いする
- Aをすすぎ→脱水する
- AとBを一緒に洗濯機で洗濯
どちらにしても一緒に洗濯したい場合は漂白剤が残っていない状態で行いましょう。
漂白剤と洗剤を併用し混ぜるのは危険?
漂白剤は併用しても良い成分とダメな成分があります。混ぜるな危険と書かれている標品もあるので、注意している方も多いですが、どれとどれの組み合わせがOKかNGなのかが分からないと聞かれる事も多いです。
基本的に漂白剤は単体で使い洗剤などは混ぜないようにする事をおすすめしますが、家庭の洗濯で使う事が多い成分などとの組み合わせをまとめたので参考にして下さい。
洗濯洗剤と漂白剤を一緒に併用する
基本的にご家庭で使う酸化型漂白剤は塩素系と酸素系ともに、洗濯洗剤と一緒に使う様になっているので問題はありません。
ただし、商品によっては単独で使用する様になっている場合もあるので、必ずお使いの漂白剤の使用例などを確認して下さい。
酸化型と還元型の漂白剤を2種類混ぜる
家庭で還元型の漂白剤を使う事が殆どないとは思いますが、どちらも単体で効果を発揮する漂白剤ですので、混ぜて使わないようにしましょう。酸化型、還元型は落とせる汚れが全く違うので使用する際は汚れにあった漂白剤を使用しましょう。
酸素系と塩素系の漂白剤を2種類混ぜる
酸素系、塩素系の漂白剤を混ぜ合わせること自体は危険はありません。ですが、互いの効果を消してしまうので混ぜて使う事は意味がありませんのでおすすめできません。
酸素系、塩素系にはどちらにも得意な汚れがあるのでどちらの効果も利用したい場合は別でお洗濯するようにしましょう。
クエン酸と漂白剤を混ぜる
塩素系の漂白剤はクエン酸などの酸性のものとは絶対に混ぜてはいけません。
混ぜる事で死に至るほどの有毒ガスを発生させてしまう恐れがあります。お洗濯の際にクエン酸を使用するご家庭もあると思いますが絶対に混ぜないようにしましょう。
万が一混ぜ合わせてしまった場合は、すぐに換気を行い体調が悪い場合は病院へ相談しましょう。
重曹と漂白剤を混ぜる
塩素系の漂白剤と重曹は、アルカリ性の成分でできています。
ですので、混ぜてもとくに問題はありません。ですが混ぜることによって、アルカリ性の効果が薄れ漂白作用が落ちるため、混ぜて使用することはおすすめできません。
お風呂の残り湯と漂白剤を使って洗濯する場合は、単なるお湯の場合は問題ありませんが、入浴剤には重曹が多く含まれているので併用するのは避けた方が良いです。
漂白剤と中性洗剤を混ぜる
中性の物は、塩素系や酸性、アルカリ性のものと混ぜても反応しないため、混ぜても有毒なガスは発生しません。
ですが酵素系の洗剤酸素系の漂白剤入りのものと混ぜてしまうと洗浄力や効果を低下させてしまいます。ですので、混ぜるのではなく別で分けて使用するようにしましょう。
酵素系や酸素系のものを使用する際は一度漂白剤で漂白した後通常のお洗濯をすることで効果を低下させずに使用していただけます。
漂白剤と柔軟剤を一緒に使う
漂白剤と柔軟剤を一緒に使用することは可能です。
ですが投入口が異なりますので、しっかりと分けて投入するようにしましょう。柔軟剤の場所に入れてしまうと投入のタイミングが異なってしまいしっかりと漂白剤を落とすことが出来なくなってしまいます。
また混ぜ合わせて入れてしまうと、互いの効果を消してしまいます。同時に使う事は問題ありませんので投入口は誤らないようにしましょう。
漂白剤を洗濯機に入れる場所とタイミング
商品によって特定の指定が無い限りは、漂白剤を洗濯機に入れるタイミングは洗濯洗剤と一緒で、投入口も洗濯洗剤と同じ場所です。
柔軟剤の場所に入れてしまうと後で投入することになってしまうので洗剤の投入口に入れましょう。
次回のお洗濯の際に残った成分が流れ出る可能性があるので、漂白剤で色落ちのしそうな衣類を洗う際は洗濯前に投入口をお湯ですすぐことをおすすめします。
洗濯機の種類によって投入場所は変わりますのでメーカーの指示に従い投入しましょう。
漂白剤でつけ置き洗いする方法
漂白剤は衣類を白くきれいにするほか除菌の効果もあり、衣類のお洗濯に役立つアイテムです。さらにつけ置きすることでその効果を発揮し衣類をきれいにすることが出来ます。
三角は塩素系及び酸素系の漂白剤を使用可能 | |
三角に斜め線2本は酸素系漂白剤は使用可能だが塩素系漂白剤は使用禁止 | |
三角に×は塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 |
漂白剤を使用したつけ置き洗いする方法を解説していきます。
漂白剤のつけ置き洗いはお湯か水どちらが良い?
液体タイプの漂白剤を使用する場合はお湯と水どちらでも問題ありませんが、粉末タイプの場合は低温ですと溶けるのが遅くなってしまうので、40℃以下のお湯を使用することでスピーディーに汚れ落ちの効果があります。
衣類の繊維は繊細な物も多く暑すぎるものを使用すると傷めてしまう恐れもありますし湯気で漂白剤の成分が舞い上がり吸引してしまう恐れがあるので、必ず40℃以下で行いましょう。
漂白剤のつけ置き洗い用の容器は何が良い?
つけ置きする際の容器はプラスチック製やステンレス製の洗面器やバケツ、浴槽や洗濯機の洗濯槽を使用しましょう。
プラスチック、ステンレス製以外の金属製の物を使用すると、金属が触媒となり、生地を傷めたり洗濯機を傷めてしまう恐れがありますので十分に注意してください。
一度にたくさんの衣類を漂泊したい場合は浴槽や洗濯槽がおすすめです。
洗濯機で漂白剤のつけ置き洗いするやり方
- 漂白剤使用可か洗濯表示確認
- 水1Lに対し漂白剤10mlの漂白水を作る
- 30分~2時間程度つけ置き
- そのまま通常通り洗濯
洗濯機でつけ置きする際はあらかじめ洗濯表示タグを確認し漂白剤が使用できる衣類かをしっかりと確認しておきましょう。
洗濯機に水を貯めて漂白剤を直接洗濯槽に投入し漂白水を作りましょう。分量は水1Lあたり10mlが目安です。
そこへ衣類を入れて30分〜2時間程度つけおきします。つけ置きのし過ぎは衣類を傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。十分に液がしみわたるようにすることでしっかりと衣類を漂泊できます。
そのまま通常通りお洗濯をし、すすぎは1回だと洗剤が残る恐れがあるのですすぎ回数は2回ほど行いましょう。
漂白剤でつけ置き後のすすぎや流し方
漂白剤をつけ置きした後は必ず、入念にすすぎましょう。
このすすぎを怠ってしまうと、漂白剤が残ってしまい衣類にシミを作ってしまったり、ほかの衣類を漂泊してしまう恐れがあるためです。
つけ置いた後の水に汚れが移っていることを確認したらキレイな水にかえてすすいでいきます。洗剤のヌルヌルした状態や、汚れ洗剤が出てこなくなるまで押してすすいでいきます。
手洗いの場合、押すことで繊維の中の漂白剤をしっかりと落とすことが出来ます。洗濯機でのすすぎの場合はすすぎ回数は1回では洗剤が残ってしまう恐れがあるので2回ほど行いましょう。
余った漂白剤の捨て方
余った漂白剤の捨て方は意外と簡単です。
水で流す
そのまま排水溝に流すことはできますが、その際に注意していただきたいことは、水を流しながら捨てることです。
塩素系でできている漂白剤は成分が強く、そのまま流してしまうと特有のツンとしたきつい臭いを発生する上に排水溝や配管を傷めてしまう恐れがあります。
水道水をもったいないと感じた時にはお風呂の残り湯も使用していただけますが、入浴剤が入っているものは避けてしっかりと換気をしながら行いましょう。
お湯と一緒に流してしまうと湯気で漂白剤の成分を吸引してしまう事があるので冷めた水で行うよう注意してください。
燃えるごみとして出す
環境のことを考えると排水溝に流すのは気が引けるという方は可燃物としてゴミに出すことも可能です。
ビニール袋や牛乳パックの中へ新聞・キッチンペーパー・布等を入れ、その中へ漂白剤をゆっくりと注ぎ染み込ませていきます。
水で流すときと同様、換気はしっかりと行いましょう。
ゴミとして出す際に一番注意していただきたいことは混ぜてはいけないものと一緒に捨てないことです。
クエン酸やお酢といった酸性のものと捨ててしまうと有毒なガスを発生してしまう恐れがあるので、ごみはしっかりと確認したうえで捨てましょう。
漂白剤はお洗濯の際に大活躍してくれますが使用方法を誤ったりすると体に悪影響があったり、効果を無くしてしまう事があります。
用途別のおすすめ漂白剤
おすすめの塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は漂白力が強く、衣類の汚れや黄ばみを落としてくれるので、白物衣類の漂白には際立った効果を発揮します。
しかし、漂白力が強力なため、染料まで脱色してしまうので色柄物に使用することはできません。
花王ハイター
出典:花王
黄ばみや黒ずみをしっかり漂白してくれる、白物衣類専用の塩素系漂白剤です。
食べこぼしや、血液、汗などの落ちにくいシミ汚れも落とし、白いシャツやタオルを真っ白に洗い上げたいときに活躍します。また、赤ちゃんの衣類の除菌・消臭にも役立ちます。
おすすめの酸素系漂白剤
色柄物の衣類などのシミや汚れ、黄ばみを取り除いてくれる酵素系漂白剤。除菌や消臭、カビの除去など洗濯だけでなく洗濯槽の掃除やカビにも使用できる便利な洗剤です。
粉末タイプの酵素系漂白剤
粉末タイプは液体タイプの酸素系漂白剤よりも汚れを落とす力が強く、殺菌力や消臭効果もあります。洗浄力が高い分、衣類を傷める可能性があるため、デリケートな素材には不向きです。
シャボン玉石けん酸素系漂白剤
過炭酸ナトリウム100%の酸素系漂白剤です。ほかに添加物は一切入っていないので、赤ちゃんの肌着の漂白にも安心して使えます。
オキシクリーン
出典:オキシクリーン
オキシクリーンは本家のアメリカ製と、日本向けの製品の2種類があります。
アメリカ製には界面活性剤と香料が入っているのに対し、日本製はそれらを省き、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムのみで構成されています。
使い方は日本製もアメリカ製も変わりはなく、汚れ落ちの面でも大きな違いはありませんが、日本製は界面活性剤が入っていないので、泡立ちがない分すすぎが簡単にすむのが特徴です。
液体タイプの酵素系漂白剤
液体タイプは粉末タイプよりも洗浄力は穏やかですが、衣類を傷める心配がなく、安心して使うことができます。通常の洗濯洗剤と一緒に使うことで、汚れを落とす効果を高めます。
また、汚れがひどい部分やシミに直接つけて使うことができるのもメリットです。
ワイドハイターEXパワー
出典:花王
色物には酸素系漂白剤がおすすめです。
塩素系を使用してしまうと色落ちや破損に繋がってしまうので、漂白力は劣りますが、酸素系を使用しましょう。
おすすめの柔軟剤は花王のワイドハイター。成分は過酸化水素、界面活性剤で色柄物にも安心して使える酸素系漂白剤ですい。除菌・抗菌・消臭効果にも
おすすめの還元型漂白剤
還元型漂白剤は物質から酸素を除去する働き“還元作用”を利用して、色素を分解する漂白剤です。鉄のサビや赤土などの汚れ、黄ばみにはこの還元型漂白剤が適しています。
酸化型漂白剤で落ちなかった、シミや黄ばみに使用すると落ちることもあり、酸化型漂白剤による化学反応でできてしまったシミを還元型漂白剤で落とすこともできます。
ただし、還元型漂白剤は色そのものを変色させるため、基本的には白い衣類のみに使用しないと、色落ちしてしまうことがあります。
また、酸化型と還元型を混ぜると有毒ガスが発生することあるので、絶対に混ぜて使わないように注意しましょう。
ハイドロハイタ―
出典:花王
鉄分や赤土の汚れに効果的な還元系漂白剤です。色素を分解する作用があるため白もの以外には使用できませんが、基本的にどのような繊維のものにも使えます。
無添加・無香料のおすすめ漂白剤
激落ちくん オキシキング
出典:Amazon 激落ちくん
界面活性剤、香料不使用の酸素系漂白剤です。無添加処方なので、ベビー衣料やお肌の弱い方にも安心して使えます。消臭効果もあり、食べこぼしや血液などのシミにはつけ置き洗いが効果的です。
赤ちゃんのベビー服におすすめの漂白剤
ピジョン 赤ちゃんの漂白剤 ベビーホワイト
無着色、無香料で、0ヵ月の赤ちゃんから使える酸素系漂白剤です。
洗剤と一緒に入れるだけで、食べこぼしやおむつの黄ばみ、ミルクや果汁などのシミをすっきり漂白できます。植物系消臭剤配合で便、尿、食べこぼし、汗など赤ちゃんまわりの臭いをすっきり消します。色柄物にも安心してお使いいただけます。
チュチュベビー
洗浄成分の浸透性の力によって酸素の泡が繊維に入り込み、おむつや肌着の黄ばみや、果汁などの残ったシミもかき出します。便や尿の臭いを除臭し、除菌効果もあります。
蛍光剤無配合の漂白剤
パックス 酸素系漂白剤
出典:太陽油脂株式会社
衣類用・キッチン用の両方に使用できる酸素系漂白剤です。酸素の漂白作用で黄ばみを防止し、酸化作用でイヤな臭いをやわらげます。さらに、酸素の気泡で石鹸カスの付着を防止します。
ピンポイントで塗るタイプの漂白剤
ワイドハイターPROラク泡スプレー
ガンコなシミ汚れも手軽に落とし、色柄物にも安心な、泡タイプのスプレー酸素系漂白剤です。お洗たく前にひと吹きするだけで、泡洗浄成分がしみ込んだ汚れに浸透します。
漂白剤の代わりとなる代用品
過炭酸ソーダ
過炭酸ソーダは固形過酸化水素とも呼ばれ、過酸化水素と炭酸ナトリウムの化合物で、水に溶解すると酸素、水、炭酸ナトリウムを発生します。優れた漂白性能と殺菌能力で、塩素系漂白剤の代わりに使うことができます。
過酸化水素
過酸化水素は、液体の酸素系漂白剤の主成分なので、衣類の漂白剤として代用することができます。漂白力は少し弱いですが、強すぎない分デリケートな衣類でも漂白することができます。