服を自転車のチェーン等に巻き込んだ汚れの落とし方

服を自転車のチェーン等に巻き込んだ汚れの落とし方
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日常的に移動手段として利用することが多い自転車。そのため改めて乗る時の服まで気にしていない人も多いのではないでしょうか。

一般的にはチェーンカバーの付いている自転車がほとんどですが、ロングスカートや裾の広がったパンツ、マフラーなどが強風で巻き込まれる事故もゼロではありません。

今回はそんな自転車トラブルの一つである、チェーンに巻き込まれた服の汚れの落とし方を紹介していきます。

服に付いた自転車のチェーンの油汚れの落とし方

自転車のチェーンに巻き込まれた

自転車の汚れは機械油に土や砂が混ざっているものが多いので、ここでは油をお湯やアルカリの力で緩めて、土や砂などの汚れをかき出す方法を紹介していきます

洗濯機に入れる前のこのひと手間が大切です。まずはお家にある方で試してみましょう。

クレンジングオイルと食器用中性洗剤で落とす方法

準備するもの

  • クレンジングオイル
  • 食器用中性洗剤
  • 歯ブラシ
  • タオル

■手順

クレンジングオイルと食器用中性洗剤を塗布する

不要なタオルを下に敷き、クレンジングオイルと食器用中性洗剤を1:1の割合で汚れている部分に塗布しましょう。

歯ブラシを使って擦る

力を入れ過ぎないように優しくトントンと擦りましょう。

裏返しにしてシャワーや蛇口の流水ですすぐ

お湯をはった桶ですすぐのでも良いですが、細かい土や砂が入り込んでいる可能性がある場合は、服の裏からシャワーの水圧で押し出すようなイメージですすぐのがおすすめです。

洗濯機でいつものお洗濯をする

いつも使用している洗剤で普段通り洗濯をしましょう。

固形石鹸で落とす方法

■準備するもの

  • 固形石鹸
  • 歯ブラシ

■手順

汚れている部分に固形石鹸を塗り込む

固形石鹸はすべて弱アルカリ性なので、酸性の油汚れに得意です。お家にある固形石鹸で試してみましょう。

固形の洗濯石鹸で人気のウタマロ石けんは「蛍光増泊剤」が含まれているため生成りや、色物の洋服は白っぽくなってしまう事があるのでご注意下さい。

手でもみ洗い又は歯ブラシで擦る

歯ブラシを使用する場合は、汚れをかきだすイメージで優しくトントンしましょう。

裏返しにしてシャワーや蛇口の流水ですすぐ

お湯をはった桶ですすぐのでも良いですが、細かい土や砂が入り込んでいる可能性がある場合は、服の裏からシャワーの水圧で押し出すようなイメージですすぐのがおすすめです。

洗濯機でいつものお洗濯をする

いつも使用している洗剤で普段通り洗濯をしましょう。

服に付いた自転車のサビ汚れの落とし方

自転車のサビの落とし方

お掃除でも活躍する重曹で鉄サビを落とす方法を紹介します。重曹の研磨作用で繊維に入り込んだサビを浮かしてくれます。

■準備するもの

  • 重曹
  • 歯ブラシ

■手順

重曹と水を2:1の割合でペーストを作る

ペーストを作る際は小皿やスプーンなどがあると便利です。

サビの部分に塗って1時間ほど放置する

サビ汚れの部分にしっかり塗り込みましょう。

歯ブラシで擦り洗いをする

歯ブラシを使って繊維の奥の汚れを洗い出しましょう。力を入れ過ぎてしまうと生地を傷めてしまうので注意しましょう。

すすぎ後洗濯機へ

お湯でしっかりすすいだら、いつも使用している洗濯洗剤でOKですので普段通りのお洗濯をして下さい。

服に付いた自転車の汚れが洗濯機で落ちない場合の対処法

漂白剤でつけ置き洗い

これらの方法で落ちない場合はつけ置き洗いを試してみて下さい。油汚れはお湯に溶けて落ちやすいため高めのお湯につけ置くとより効果的です。

ただし生地によっては熱に弱い素材もありますので洗濯表示を確認の上、行いましょう。以下のマークを参考にして下さい。

洗濯表示 桶に40下に横棒1本は液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる.

桶の中の数字が上限の液温を表しています。この場合、40℃を限度として洗濯機で弱い洗濯が可能です。表示の温度を超えないように注意しましょう。

洗濯表示 桶に×は家庭での洗濯禁止

ちなみに、桶に×の以下のマークは家庭で水洗いはできません。この場合はクリーニング店に相談しましょう。

準備するもの

  • 弱アルカリ性洗濯洗剤
  • 固形石鹸(必要に応じて)
  • 歯ブラシ(必要に応じて)

手順

桶に50℃~60℃の高めのお湯をはる

衣類の入る桶や洗面器がなければシンクでも代用できます。50℃~60℃のお湯をはります。

適量の洗濯洗剤を溶かし入れる

油汚れに強い弱アルカリ性の洗剤を使用しましょう。液体よりも粉末タイプの方が洗浄力が高いのでおすすめです

衣類を入れて1時間ほどつけ置き洗いをする

つけ置く間に温度が下がってしまうと洗浄力も下がってしまいますので、蓋やラップをして温度を保つ工夫をしましょう。

汚れが残っていたら固形石鹸でこする

つけ置き洗い後も汚れが残っている場合は、固形石鹸で擦り洗いをするのもおすすめです。この時、歯ブラシなども使って落とすのも良いでしょう。

すすぎ後、洗濯機で洗う

すすぎもにもお湯を使いましょう。ここでは火傷をしてしまいますので40℃前後のお湯ですすいだ後、洗濯機に投入しましょう。

服に付いた自転車の汚れはクリーニングで落ちるか?

染み抜き

自転車汚れは機械油だけでなく、土や砂、サビも含まれていると紹介してきました。

これらは単体の汚れというより混ざり合っている汚れであることが多いため、時間が経ってしまうとより自力で綺麗に落とすことは困難です。

また汚れの付いた服の素材によっては、何度もこすったりすることで生地を傷めてしったり、色落ちしてしまう危険性もあります

その点クリーニング店では設備や専用の薬剤はもちろん、専門知識のあるプロが衣類の素材や汚れにあわせてキレイに洗い上げてくれます

そして油汚れを落としてくれるドライクリーニングは家庭では扱わない有機溶剤というものを使用するため、これはクリーニング店でしか行えない方法です。

汚れ方によっては染み抜きとして対応してくれることもあるでしょう。大切な衣類を汚してしまったらもちろん悲しいですが、更にお洗濯で悪化させてしまう方が辛いです。

特にお気に入りの洋服は安心してお任せできるクリーング店にお願いすることをおすすめします。

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