部屋干しを効率良く効果的にする家電以外のアイテム
部屋干しを効率良く効果的にするのは家電だけではありません。今回は身近なアイテムを使った方法を始めおすすめグッズをご紹介します。
新聞紙で部屋干し効率を上げる
新聞をとっているご家庭でしたら新聞紙が部屋干しのお助けアイテムとして使えます。新聞紙はお掃除などでも幅広く使えるので読んで終しまいでなく、再利用でも大活躍します。
新聞紙には脱臭や湿気を吸い取ってくれる働きがあるので、部屋干し中の洗濯物の下に新聞紙を置いておくだけでも効果があります。
この時より効果的にするポイントとしては、一度くしゃくしゃに丸めてから広げておくことです。床との間にも隙間ができてより空気に触れる表面積が増えるためです。
凍ったペットボトルで部屋干し効率を上げる
エアコンや除湿機ほどの効果の持続性はありませんが、エコでお財布にも優しい方法なので、部屋干しだけでなく寝苦しい夜にも使えます。
ただし氷が溶けるにつれ効果が薄れてしまいますので、凍ったペットボトルを多く用意できるのであれば途中で交換したり、最初から多めに設置しておくのも良いでしょう。
また狭い空間の方がより除湿効果を感じやすいため、部屋干しするお部屋に合わせてペットボトルの量を調整するなど工夫をしてみて下さい。
1.ペットボトルを使った除湿のポイントは以下の通り
2.2ℓのペットボトルを2~3本用意して凍らせます。
3.ペットボトルは直置きせずに洗面器やバケツなどにいれて洗濯物の近くに置きます。
4.洗面器やバケツにも水滴が付くのでその下にタオルを敷いておきます。
扇風機やサーキュレーターでペットボトルに風をあてると更に冷たい風を送ることができるので効果的です。
冬にみられる結露と同じ原理です。空気中に含まれる水蒸気は気温が高いほど多く、低いほど少なくなります。
そのため凍らせたペットボトルの表面で冷やされた水蒸気が温度が下がったことで結露となり、液体化することでその周りの空気は除湿されるという原理です。
つまりは、溜まった水の分だけ除湿できたということになります。
珪藻土で部屋干し効率を上げる
珪藻土と言えば、バスマットや水筒の水切りなど水回りよく使われているイメージがありませんか。珪藻土には目に見えない小さな細孔(穴)が無数にあり、この無数の細孔が水分を吸水したり乾燥する働きがあります。
その高い吸湿性だけでなく、耐火性や断熱性にも優れているため建材としても使用されています。最近ではDIYされる方も増え、ご自身で一部のお部屋のみ珪藻土の壁にするなども人気を集めています。
最も手軽に取り入れやすいのは、新聞紙の使い方で紹介した洗濯物の下に珪藻土のバスマットなどを敷く方法です。
他にも100円ショップで手に入る珪藻土スティックと紐付き洗濯バサミがあれば簡単に除湿グッズを手作りすることもできます。
紐付き洗濯バサミに珪藻土スティックを挟んで洗濯物の隙間に吊るすだけで湿気を吸い取ってくれるお助けグッズになること間違いなしです。
部屋干しラック等の吊るすアイテムの使い方
次に部屋干しには欠かせない数々の吊るすアイテムをご紹介します。
部屋干し用の突っ張り棒
突っ張り棒と聞くと横のイメージが強い方が多いかもしれませんが、最近では縦展開の突っ張り棒も数多くあります。
特に部屋干しにおいては縦の方が耐荷重もあり、丈夫で大容量干すことができるため部屋干し派の方の強い味方になります。
■平安伸銅工業 突っ張り室内物干し竿受け 2段
突っ張り棒の最大のメリットであるネジ、釘不要で床と天井を簡単に突っ張って設置できる物干しです。テラス窓から天井までの高さに対応もできます。
2段使用すれば干すスペースも広がるので洗濯物を密集させずに風通しよく室内干しができるのも魅力です。
部屋干し用の物干し竿
室内用の物干し竿として横の突っ張り棒も使えます。ただし、竿は使わない時の見た目や収納場所に困ることもあるため邪魔にならないものがあるとベストではないでしょうか。
そんな新しい目線でおすすめなのがハンガーバーです。
■山崎実業 室内物干し ハンガーバー
お洒落で使いやすさを追求した山崎実業のtowerシリーズから出た物干しです。従来の物干し竿とは違ってスタイリッシュなので、これならいつでも干せて邪魔にならないのが最大の魅力です。
お部屋や浴室扉の前の鴨居、窓枠などに簡単にネジで取り付けることができるので賃貸や壁に穴をあけたくない方にもおすすめです。
部屋干し用のワイヤーやロープ
洗濯物の量が多く、外干し同様の竿の長さが欲しい時は物干しワイヤーやロープがおすすめです。
使わない時はそのワイヤーは巻かれて小さくなるため壁付けにしていてもスッキリとします。使用する時は壁と壁の間にワイヤーを渡せばすぐに物干しとなります。
購入する際はワイヤーの長さの確認と、ワイヤーを渡す壁の距離を事前に測っておきましょう。
■森田アルミ工業 室内物干し ワイヤーpid
つまみを伸ばして反対側のフック受けに取り付ければすぐに物干しとして使えます。使わない時は邪魔することもなく、部屋のインテリアにも馴染むシンプルなデザインなのも嬉しいポイントです。
部屋干し用のポール
ワイヤーロープのように場所を取らずに使えるのは天井から吊り下げる物干しポールもあります。
電動ドライバーが必要にはなりますが、ホームセンターでレンタルサービスなどもありますので大掛かりな工事もせずご自身で簡単に取り付けることができるのもメリットです。
ワイヤーロープでは洗濯物の重さでしなったり、不安定に感じる場合は竿を渡せるポールがおすすめです。
一本からでも購入できますのでピンチハンガーなどひっかけておくためとしての使い方もできます。二本設置して竿を渡して物干しとして使う方が場所を有効的に使えます。
■カインズ 室内物干し用ポール CM-1
身長にあわせて3段階の高さに調節できるので日々の家事が楽になる工夫がされています。また使用しない時はポールはフックにかけておけるので、お部屋の雰囲気を壊す心配もありません。
部屋干し用のピンチハンガー
室内干しには欠かせないピンチハンガーですが、細々したものからタオルなども挟んで吊るすことができるので種類も豊富です。
そのため重視するポイントはそれぞれ違ってきますがチェックするポイントは以下にまとめてみました。
■ピンチの数
■素材(ステンレス製、アルミ製、プラスチック製など)
屋外でも使用する場合は特に注意しましょう。
■収納性
収納する場合は折りたたんだ時にピンチが絡みにくくできているかも重要です。
■機能性
重いものを干すのであれば洗濯バサミが大きい方がおすすめです。
時短で取り込みたい場合は、引っ張るだけで取り込めるものが便利です。
■aisen 便利フック 快適 角ハンガー ピンチ30個付
フック部分が6段階にも傾くため、どこに引っ掛けても角ハンガーを水平に保つことが出来るのが大きな特徴です。
そのため、椅子の背もたれやタンスの引き出し、クローゼット扉、ドア上部などあらゆるところに吊るすことができるためお部屋のどこかしらで簡単に部屋干しが可能です。
水平にすることで洗濯物同士がくっついてしまう心配がないため、効率的に部屋干しができるのでおすすめです。