部屋干しでタオルだけ臭い時の原因とおすすめ方法

部屋干しで最も多い悩みが臭いです。その中でも今回はタオルについて臭いの原因やおすすめの干し方をご紹介していきます。

部屋干しでタオルだけ臭い原因

お風呂上りはきれいさっぱりしたところに、ふかふかでお洗濯のいい匂いのするタオルを使って幸せに包まれたいですよね。

しかし、現実はタオルからは生乾きのような変な臭いがして気分喪失なんていうこともあるのではないでしょうか。

部屋干しと生乾きはきっても切れない関係性ですが、その中でも特にタオルだけがなぜか臭うということも少なくありません。

そもそも生乾き臭の主な原因は「雑菌」です。部屋干しという湿度が高い環境は、雑菌が繁殖しやすく、洗濯物に残った汚れを餌にしてどんどん増えていくのです。

特に、タオルはゴシゴシと直接手や体を拭いたりするため、汗や皮脂などの汚れがたくさん付着しています。つまり、タオルは雑菌の餌の宝庫だったというわけです。

タオルを部屋干しする際のおすすめの干し方

そんなタオルを部屋干しする際にはどんなことに気を付けて干せば良いのでしょうか。ポイントをまとめてみました。

１．間隔をあけて干す

タオルに限ったことではありませんが、密になるとその分湿気が溜まり、乾きにくい状態となってしまいます。そのため風通しを良くするために洗濯物の感覚を15cm程度あけておくのが望ましいです。

しかし、ピンチハンガーやタオルハンガーなど既に干せる感覚が決まっているものに関しては、外側に長いタオル、内側に向かって短い衣類を干す「アーチ干し」がおすすめです。

極力、タオルが空気に触れる面積を広くすることを意識しましょう。

２．部屋の中央や浴室で干す

次に干す場所に付いてですが、よくやりがちなNG場所がカーテンレールや、部屋の隅の方で干すことです。

カーテンレールはひっかけやすく、生活スペースに支障のない場所なのでやってしまいがちですが、あらゆる面からおすすめできません。

そもそもカーテンレールは水分を含んだ洗濯物に耐えれず壊れてしまうこともありますし、カーテンに付いている汚れや花粉などが洗濯物に付着することもあるからです。

部屋の隅は空気が滞りやすいため、部屋干しする際は空気の循環の良い中央がおすすめです。

また、部屋の中央に干すなんで邪魔になる…という方におすすめなのが浴室です。浴室は入浴後濡れた床や壁や浴槽にカビが生えないように換気扇が付いているので洗濯物も乾かすことができます。

さらに浴室乾燥機能が付いていれば早い時間で乾かすことができますので、急いでいる時、干す量によっても上手に活用すると良いでしょう。

３．湿気対策をする

やはり雑菌の繁殖する要素の一つが湿気等の水分です。

水分をいかに早く蒸発させられるかが生乾きを抑えることになりますので、先ほどの浴室乾燥に加え、サーキュレーターやエアコンの除湿機能、扇風機などの家電製品を併用すると更に効果的です。

空気の乾燥しやすい冬の部屋干しは加湿器の役割を果たしてくれるので特におすすめです。暖房を使用する機会も増えるため、エアコンの暖房と部屋干しを併用すると部屋も潤い、洗濯物も早く乾くため一石二鳥になります。

バスタオルを部屋干しする際のおすすめの干し方

バスタオルは通常のタオルと比べ、長さも厚みもあるのが特徴です。前述の「タオルを部屋干しする際のおすすめの干し方」と基本的な考え方は同じです。

しかし、大きく違うのが長さのあるバスタオルでは「アーチ干し」が難しい場合があるということ。そんなバスタオルには「囲み干し」や「ジャバラ干し」をしましょう。

「囲み干し」はピンチハンガーをバスタオルで囲むように干すやり方で、「ジャバラ干し」はバスタオルを折り曲げて蛇腹状にする方法です。そうすることで風の通り道ができて、湿気も逃しやすいため乾きやすくなります。