衣替えと保管方法

マンションのトランクルームに洋服を保管するのはNGな理由

マンションのトランクルーム
coromoe-u

トランクルーム付きマンションは収納に便利ですが、洋服や布団を保管するのは絶対にNGです。そこに保管した際に起きるトラブルと収納が足りない場合のおすすめ代替え案を紹介します。

マンションのトランクルームは屋内にあったとしても設備的には屋外トランクルームと変わりないので、洋服や布団の保管をする場所としてはリスクが高いです。

マンションのトランクルームに洋服を保管はNG

マンションのトランクルームに洋服や布団を保管すると起きる代表的なトラブルを紹介します。

カビの温床になっている

マンションのトランクルームは空調設備が整っておらず、基本的に風雨から守れるだけの物置の場合が多いので、湿気が溜まりやすくカビの温床になります。

カビの発生条件

温度:5℃~35℃前後

湿度:80%以上

栄養:食べ物、ホコリ、汚れ、人の垢や髪の毛、プラスチック、塗料や接着剤など多種

上記の3つの条件が満たされた時にカビが発生しますが、マンションのトランクルームはこれら全てを満たす場所が殆どですので、洋服や布団を保管するとカビだらけになって使えなくなる事も多々あります。

ダニが大量発生する

同じく空調設備が整っていないのでダニも大量発生しやすいです。

ダニの繁殖条件

温度:20℃~30℃

湿度:60%~80%

栄養:食べ物、ホコリ、人の垢やフケ、カビ

条件を見て貰えればダニが発生しない方がおかしいと言う場所だと分かると思います。更にダニはカビを餌にしますが、それと同時にカビの胞子を撒き散らすのでカビ被害の拡大にも繋がります。

洗濯しても痒い、チクチクする等のトラブルを引き起こすので、ダニの大量発生は避けたいです。

虫が発生し虫食いが起きる

カビやダニだけではなく、虫が発生するので虫食いが起き、洋服や布団に穴ができる原因にもなります。マンションのトランクルームは室内の収納と違って、マンション内とはいえ屋外に限りなく近い環境で虫も多数入り込みます。

今後使う為の保管しておいたのに、出してみると使えない状態となれば本末転倒です。

洋服や布団が臭くなる

風雨からは守られますが、基本的に外に置いているのと変わらないので、外気に晒され臭い匂いが付いてしまいます。カビ臭い、汚れがついて匂う、大気を吸い込み臭いなど、様々な原因があります。

長期保管していると屋内やクローゼットであっても独特の臭さが付いていますが、それ以上に変な臭いが付いてしまう覚悟が必要です。

どうしても衣類や布団の保管に使う時の対処法

布団圧縮袋

シッカリと仕舞い洗いをし乾燥させた上で圧縮袋に密閉して保管しましょう。

シワシワになり出した時のお手入れは必要になりますが、湿気やカビ、虫やダニなどからは守れる可能性は出てきます。ただし完全に真空になっている場合ではないので、汚れや湿気が少しでも残っていると保管中にトラブルが発生します。

屋外でも守れる可能性は出てきますが、それ用の圧縮袋を用意したり、入れる手間、出し後の手間を考えると、かなり面倒な作業になります。

収納が足りず保管したい時のおすすめ方法

屋内トランクルームを借りるのも良いですが、こちらも屋外トランクルームと同じようなリスクを抱えているので、あまりおすすめ出来ません。

おすすめはクリーニング付き保管サービスです。

これなら洗濯のプロがしっかり管理して保管してくれるし、取り出す時にクリーニングして直ぐに使える綺麗な状態にしてくれます。

宅配サービスをやっている所も多いので、荷物の出し入れも不要なので便利です。半年以上保管してくれるサービスもあるので、衣替えで出し入れする時に、保管して貰っているのと入れ替える感じで使えば、収納にはかなり余裕が出てくるし、都度の洗濯の手間も無くなります。

トラブルのリスクや様々な手間を考えると、クリーニング付き保管サービスを使った方が費用も労力も少なくておすすめです。

記事URLをコピーしました