プロが教えるロンTの洗濯と干し方や畳み方
カジュアルな日常着から、よりフォーマルな場面まで、幅広いシーンで活用できるロンTですが、他の衣類と同様に正しい洗濯と手入れを行わなければ、その魅力を長く保つことが難しいこともあります。
そこで、ロンTを美しく保つための洗濯方法や干し方、そして畳み方について詳しくご紹介します。
ロンTの洗濯での注意点
ロンTを洗濯する際のポイント確認しましょう。
- 洗濯の頻度
- 洗濯タグを確認する
- 洗濯ネットを使う
- 洗濯が終わったらすぐに干す
- 縮みや伸び
■洗濯の頻度
ロンTの頻繁な洗濯は、素材の劣化や色あせの原因となることがあるため、一度の着用で洗濯せずに複数回着用することを検討しましょう。
ただし、インナーを着ずに直接肌に触れる場合は着用ごとに洗濯することをおすすめします。
■洗濯タグを確認
ロンTの素材には様々な種類があり、洗濯方法も異なります。洗濯をする前に、必ず洗濯タグに記載されている表示を確認し、手洗いが推奨されている場合は、洗濯機ではなく手洗いをしましょう。
■洗濯ネットを使う
洗濯ネットに入れて洗濯することで、摩擦や他の衣類との接触から守ることができます。特にデリケートな素材やデザインのロンTは、繊細なディテールや刺繍が壊れずに洗濯できるので、裏返して洗濯ネット入れましょう。
■洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯後はなるべくすぐに洗濯機から取り出し、シワを防ぐために軽く振ってロンTを広げておきましょう。また、湿った状態で畳まれたり圧迫されたりすると、シワができやすくなるので、洗濯機の洗濯モードを「ドライモード」に設定することも大切です。
■縮みや伸び
ロンTの素材によっては洗濯時に縮んでしまうことがあるため、洗濯表示を確認し水温や乾燥方法に気を付けましょう。高温の洗濯や乾燥は、特に綿素材のロンTに影響を与えることがあり、伸びやすい素材もあるため、長期間保管する際はハンガーにかけるなどひと工夫が必要です。
ロンTの洗濯方
まず初めに洗濯をする前は、必ず洗濯タグを確認しましょう。
液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯できる | |
液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる | |
40℃を限度に手洗い可能 | |
家庭での洗濯禁止 |
【洗濯機で洗う場合】
脱水のしすぎはシワの原因となるため
【手洗いする場合】
ロンTの伸びない干し方や乾燥機の使い方
ロンTを伸びない状態で干すために、以下のポイントを確認しましょう。
- 平干し用ネットなどを使って平干しする
- 風通しの良い日陰で干す
- 乾燥機を使用する場合は低温設定を選ぶ
■平干し用ネットなどを使って平干しする
ロンTをハンガーにかけて干す場合、水の重みでロンTが伸びてしまう可能性があるため、平干し用ネットなどを使って干しましょう。ハンガーを使う場合は、肩部分が太めのものを使ってください。
■風通しの良い日陰で干す
先程もお伝えしたように、直射日光はロンTの色褪せや素材の劣化を引き起こす可能性があるため、日陰で干すことが望ましいです。日光に当てる際には、白いロンTは紫外線によって黄ばみが発生することがあるので特に注意しましょう。
■乾燥機を使用する場合は低温設定を選ぶ
ロンTの素材によっては、乾燥機の使用が適していない場合もあります。洗濯表示を確認し、乾燥機を使用する場合は低温設定を選びましょう。
高温の乾燥は、特に綿素材のロンTに縮みを引き起こすことがあるので、できれば自然乾燥を選択し、ロンTを平らに広げて干すことが理想です。
ロンTのおすすめの畳み方や保管方法
以下におすすめの畳み方をご紹介。
長期間保管する場合、湿気や虫から守るためにも風通しの良い場所で保管しましょう。また、防虫剤と除湿剤の併用で虫やカビなどから大切なロンTを守りましょう。