服のシミが洗濯で落ちない時に試したいおすすめグッズ
いくら洗濯をしても衣類のシミがなかなか落ちない!そんな経験はありませんか?落ちないシミだと諦めて、大切な衣類を捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。
ですが、使うアイテムによって諦めていたシミを落とすことができるかもしれません。洗濯しても落ちなかったシミに、ぜひ試してみてください。
衣類用のシミ取りシート
出典:くらしリズム
シミ取りシートは、基本的には応急処置で使う物ですが、洗濯することによって汚れが浮き出てシミが浮いてくる可能性もあります。
その場合シミ取りシートを使う事は出来ますが、あくまでも応急処置に使用するための物なので、時間が経っている汚れは落ちにくくなっています。
また、洗濯後であってもシミ取り剤を使用した後はもう一度洗濯することをおすすめします。
服のシミはスチームアイロンで落とせる事もある
ハンガーにかけたまま洋服のケアが手軽にできるスチームアイロンは、実は染み抜きにも大活躍してくれるのです。
シミ抜きでよく使われている酸素系漂白剤は、温度が高いほど漂白力が高まります。酸素系漂白剤に使われている主成分の過炭酸ナトリウムは、50℃~60℃が一番働いてくれる温度で、漂白力が上がりシミが落ちやすくなります。
基本的に50℃~60℃の温度を維持できれば加熱方法は問いませんが、お湯は温度を維持するのが難しくすぐに冷めてしまいます。
そこでスチームアイロンが活躍してくれるというわけです。スチームアイロンであれば布に直接触れなくても蒸気の力で布を温めることができます。
スチームアイロンの高温蒸気を当てることで漂白効果が上がり、繊維に絡み付いたガンコな染みを浮かせて落としてくれるのです。
スチームアイロンでの染み抜き方法と手順
■用意する物
- スチームアイロン
- 酸素系漂白剤(液体)
- 重曹
- タオル
- 歯ブラシ
■手順
1.タオルの上に、シミがついた衣類を置きます。
2.酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合で混ぜ合わせます。
3.シミの部分に混ぜ合わせた洗剤を歯ブラシでトントンと叩き、浸透させていきます。
4.スチームアイロンを汚れの上から3~5㎝離して5秒間蒸気を当てます。
5.シミが取れるまで、(3)(4)を繰り返します。
6.シミが取れたらよくすすぎ、通常通り洗濯機で洗います。
超音波を使って衣類のシミ取り
出典:オーム電機
水に浸した衣類に毎秒数万回の超音波振動を加えることで、超微細な真空の泡が発生し、その泡が破裂するパワーで汚れを弾き飛ばします。
超音波でのシミ取りは、通常のシミ取りに比べて労力が少なくて済む上、繊維に負担をかけずに布傷みを抑えられるのでデリケートな衣類にも安心して使用できます。
また、衣類だけでなく、スニーカーや帽子など、洗濯機で丸洗いしにくいアイテムにも使えるのもメリットです。
コンパクトで携帯しやすいサイズの超音波シミ抜きもありますので、バッグに入れておくと、外出先でうっかり付けてしまったシミにもすぐに対応できて便利です。
さまざまな衣類に使用できる超音波シミ抜きですが、洗浄の際は水を使用しなくてはならないため、水洗いできないものには使用できないので注意しましょう。
服のシミを染めるペン
出典:KIYOHARA
漂白剤で色落ちしてしまった衣類のシミは、再度同じ色で染め直すしかありませんが、少しの色落ちなら布用の染色ペンで修復することができます。
色落ちしたシミにマジックのようにそのままペンで塗り込むだけなので、誰でも簡単に修復することができ、とても便利なアイテムです。耐水性の顔料インクを使用しているため、布に描いてもにじみにくく、耐水性・耐候性に優れているので、洗濯しても大丈夫です。
手芸店やネット販売、また今では100均でも入手できます。仕上げにアイロンがけをすると、さらに色落ちしにくくなります。