布団の衣替えの時期はいつ?最適な季節や気温などを紹介
寒くなって来たり、暖かくなって来たり気温が変わると洋服だけではなく、布団も衣替えの時期です。今回は布団の衣替えの時期や最適な気温などをご紹介いたします。
布団の衣替えの気温目安
衣類に衣替えがあるように布団にも衣替えがあります。衣類の気温目安は最高気温で判断していますが、布団の気温目安は寝室の室温が目安です。多い方は年に6回衣替えを行いますが、ここでは季節毎の目安を紹介します。
春から夏へ | タオルケットなどの薄手の物にしたい夏の衣替えの目安は室温が25℃です。この室温以上になってくるとそれらで快適に過ごせます。 |
夏から秋へ | 25℃を下回ってくると、タオルケットや夏用のひんやりシーツなどはしまい、20℃を下回って来ると薄目の肌掛け布団などが丁度良くなります。 |
秋から冬へ | 15℃以下になってくると、厚めの羽毛布団に衣替えを行います。10℃以下になってくると毛布を、5℃以下になってくると真綿の掛け布団と羽毛の掛け布団の2つを使うか、敷き毛布を使うと良いでしょう。 |
冬から春へ | 15℃を超え始めると毛布では暑く感じ寝苦しくなります。20℃を超え始めると掛け布団も薄手の物にしましょう。 |
お住まいの地域やご家庭の温度はさまざまですが、気温の変化に備えて、肌掛布団や、毛布なども出しておきましょう。
昼と夜で温度差があったり、季節の移りか割は特に難しいと思います。
お布団の衣替えは大掛かりなので一度しまってしまうとなかなか取り出すのも一苦労。気温の目安をしっかりと把握しておいて、お布団の衣替えに挑みましょう。
季節別の布団のおすすめ衣替え方法
おすすめの衣替え時期を季節別でみていきましょう。
布団は必ずお風呂に入った後に使っているから綺麗なままと思い、そのまま保管に回さない様にしましょう。よだれや寝汗や皮脂、湿気やほこり、ダニの繁殖などは必ずあるので、衣替えの時には必ず洗濯かクリーニングを行う様にして下さい。
しまい洗いをせず保管するとダニやカビの大量繁殖、臭いや変色などのトラブルが起きるので注意が必要です。
春~初夏の衣替え方法
春から夏にかけては気温も上がっていくので、冬用布団のしまい時期です。室温を目安に羽毛布団は衣替えしましょう。
羽毛布団は必ず干して湿気を取ってあげることがポイントです。寝ている間の寝汗などの水分を吸収している羽毛布団はダニや、カビなどが発生してしまう事があります。また羽毛は水分を吸収するとへたってしまいふかふかではなくなってしまうのです。
クリーニングに出すのも綺麗になるのでいいですが頻繁に出しすぎてしまうと劣化してしまう恐れがあるので、特に目立った汚れが無いようであれば4、5年に一回で充分です。
干すときは直射日光に当たらないようにしてカバーをかけたまま、風通しの良い日陰で干しましょう。収納時は湿気のない場所で保管することを心がけ、クローゼットに収納する際は湿気剤などを使用しましょう。
また圧縮袋を使用すると、見た目は変わっていなくても中の羽毛が劣化してしまうので、可能な限り使用は控える事をおすすめします。
夏~秋の衣替え方法
夏から秋にかけては室温が25℃以上になったら、衣替えの時期です。
25℃を下回る日が続いたら、暑い夏にしか使わないお布団をしまい、秋から冬にかけて使う肌掛け布団に衣替えするのがおすすめです。
夏から秋にかけては寝汗をかきやすい季節です。汗に含まれる水分は布団にダメージを与えてしまいます。しっかり汗を取り除いて収納してあげないと布団は劣化してしまいます。また、ダニが大量繁殖する時期でもあるので、その点の対策も必要です。
お布団を洗濯やクリーニングを行い、汗や皮脂汚れを落としてあげ、ダニをしっかりと除去し乾燥させてから収納しましょう。
秋~冬の衣替え方法
冬に使用するお布団は厚手のお布団です。
秋から冬にかけて衣替えをする目安の温度になれば、羽毛ふとんに衣替えをしましょう。秋冬は温度も急激に下がるので薄手のものは必要ありません。天気予報を見て数日前から羽毛布団や毛布の準備をしておきましょう。
冬布団はカバーを外してお洗濯を行いましょう。冬布団は厚手なので、お家でお洗濯が不可能な時もあると思います。そういったとき、コインランドリーを使用したり、クリーニングを利用するのがおすすめです。
特に目立った汚れが無いときは、カバーのみお手入れを行い中のお布団はしっかりと干して湿気を取り除いてから保管してあげましょう。