外出先で汗臭い服の応急措置やおすすめグッズを紹介
汗をかくと、どうしても気になってしまう臭い。とくに夏場は、気温や湿度が高く汗をかきやすいため、汗の臭いに悩まされていた人も多いのではないでしょうか。しっかり対策をして、臭い問題を解消しましょう。
外出先で汗臭い服の応急措置におすすめの方法
汗は臭いというイメージがありますが、実は汗自体は無臭です。
服が汗臭くなるのは、汗が皮膚の表面で皮脂などと混じり合い、これを細菌が分解することで臭い物質が発生し、服に付着することによって臭くなるのです。
外出先で汗の臭いが気になったら、まずはハンカチやタオルを濡らして汗や体の汚れを優しく拭きましょう。
つい乾いたタオルでゴシゴシ拭きたくなりますが、水分を含んだ濡れタオルで拭くことで、蒸発する水分量が増え、皮膚の表面温度を下げる事ができるため余分な汗をかきにくくなります。
また、100均やコンビニで売られている除菌シートや、消毒用のエタノールをハンカチやティッシュなどに湿らせて拭き上げるのも効果的です。
ただし、お肌が弱い方には刺激が強い事があるので注意してください。
近くにコンビニやドラックストアがあれば、携帯用の消臭スプレーを購入するのも一つの方法です。
外出先で汗臭い服の応急措置におすすめのグッズ
外出先でも使いやすいおすすめグッズをご紹介します。
消臭スプレーはコンビニやドラックストアなどで購入できるため、必要なときにすぐに入手できます。汗をかきやすい体質の方や、夏場の汗の臭いが気になる方は、かばんに携帯しておけば、気軽に汗の臭いをカバーできます。
ただし、スプレーをしても繊維に染み込んだ汗汚れはそのまま残っています。あくまで応急処置として考えましょう。また、汚れが多い衣類などに使用すると輪染みが残ってしまう事もあるので、注意が必要です。
急速イオン消臭スプレーヌーラ
出典:興和堂
ほとんどの体臭を衣類で99%以上無臭する優れた消臭剤です。ニオイ分子と出会うと瞬間的にイオン化結合し、分子構造的にニオイ分子を臭わない物質に変化させます。これにより大量の臭いを瞬間的に消臭します。
主原料はブドウ糖由来の天然成分と、液状イオン交換体およびエタノールでとても安全性の高いものです。
携帯用リセッシュ除菌EXプロテクトガード
外出先で臭いが気になった時に手軽に消臭・除菌が出来ます。天然の緑茶消臭成分配合で、高い消臭効果を発揮します。携帯しやすい手の平サイズなので、カバンの中に入れて持ち運べます。
ランドリン携帯用ファブリックミスト
いつでも臭いが気になった時にシュッとスプレーできる、携帯用の除菌・消臭ファブリックミストです。オーガニック抽出エキスは配合で、嫌な臭い取りを除き衣類を清潔にします。
外出先で汗臭い服にならない為の予防法
- 外出前に清潔な状態にする
- 制汗剤を活用する
- 小まめに汗を拭き取る
- インナーを必ず着て予備も用意しておく
- 汗脇パッドを使う
- 消臭効果の高い柔軟剤を使う
- 汗取りインナーを着用する
- 通気性の良い服を着る
- 汗腺トレーニングをする
1.外出前に清潔な状態にする
睡眠中には沢山の汗をかいています。軽くシャワーを浴びるだけでも、皮膚に残っている皮脂、垢などの臭いの原因を洗い流すことができ、日中に臭いが発生しにくくなります。
朝シャワーを浴びる、汗拭きシートで拭き取るなどで体を清潔に保ち、皮膚の細菌を増やさないことが重要です。
2.制汗剤を活用する
お出かけ前に、汗をブロックする効果のある制汗剤を活用しましょう。
直塗りで、密着度が高く持続力のある、ロールオンタイプやスティックタイプがおすすめです。肌に直接塗れるため、長時間汗を抑える効果が期待できます。
制汗剤は、汗をかく前に塗る必要があります。汗をかいている場合は、汗拭きシートなどでしっかりと拭き取ってから制汗剤を使用しましょう。
1つの商品で思ったような効果が得られないときは、他の商品を試して自分と相性の良い制汗剤を見つけると良いでしょう。
3.小まめに汗を拭き取る
外出中にも汗をかいたら小まめに拭き取るを心掛ければ、汗臭くなる事はありません。タオルや汗拭きシートは常に持ち歩く様にしておくと良いでしょう。
4.インナーを必ず着て予備も用意しておく
インナーを着ない人は、先ずは汗を最初に吸い取ってくれる様に、インナーを必ず着る様にしましょう。インナーの予備も用意しておき、出社後やにインナーを取り換えるだけでも、その後に社内で過ごす間は臭いが気になりません。
外回りで汗をかくと分かっている場合は、その後に着替える様にすると良いでしょう。シャツなどの予備を持ち歩くのは大変ですが、インナー1つ程度ならバッグに入るので問題ないと思います。
5.汗脇パッドを使う
多くの人に汗の臭いで気になる部分と聞くと、圧倒的に1位なのが脇の臭いです。臭いが出やすく、鼻にも近い部分なので、汗臭いのが日常的に気になる場合は、汗脇パッドを使いましょう。
汗脇パッドは汗を吸い込み漏らさないので、シャツはもちろん、インナーなどにも汗が付きません。そうなると洋服の脇部分が臭くなることはありません。
朝の忙しい時間に貼るのは手間なので、前もって1週間分のインナー等の脇部分に貼っておくと良いでしょう。
6.汗取りインナーを着用する
汗取りインナーは普通のインナーよりも、通気性・速乾性・吸水性など機能性に特化した商品が多いのが特徴です。
インナーの内側では汗を素早く吸収し、外側では撥水加工により汗が漏れ出ないよう設計されているため、汗をかいてもその汗が外側に漏れ出るのを防いでくれます。さまざまなタイプがありますので、自分の汗が出やすい部位に合わせて選ぶと効果的です。
7.通気性の良い服を着る
肌にピタッと密着した服の中は、雑菌が好む高温多湿の環境です。肌に密着しないフワッとした服装を心がけることで、臭いの原因となる雑菌の繁殖を防ぐことができます。
また、通気性に優れている綿や絹、麻などの素材を使用した服を選ぶのも良いでしょう。適度にゆとりのある、通気性の良い服装を心がけるようにしましょう。
通気性が良く体温が上がり過ぎない洋服は涼しいので、汗の量を減らす事も可能です。
8.消臭効果の高い柔軟剤を使う
あらかじめ、消臭・防臭効果のある柔軟剤で衣類を仕上げておけば、着ている間に付く汗の臭いを抑える事ができます。とくに、肌に直接触れるインナーを洗う時には、臭いに対応した柔軟剤を使っておくと安心です。
ただし、汗の臭いを気にしすぎて、柔軟剤の香りを強めに付けてしまのも、他人には臭いがキツク迷惑な行為になってしまうので注意が必要です。
9.汗腺トレーニングをする
汗腺には発汗前の汗からミネラル分をろ過して体に再吸収させるという働きがあります。
汗腺は汗をかく機会が減ると、機能が低下して衰えてしまいます。汗腺の機能が低下すると、うまく汗をかけなくなり、ミネラル分の多いベトベトした臭い成分を多く含む汗になります。
汗をかきにくい冬、運動不足や生活習慣、食生活の乱れなどでも汗腺の機能がうまく働かず、匂いの強い悪い汗となってしまいます。
また、疲労やストレスが蓄積すると活性酸素によって皮脂が酸化し、汗と一緒になることで臭いを発することがあります。
汗腺の機能を落とさないためには、適度な運動や入浴などでしっかり汗をかき、疲労やストレスをためないように心がけましょう。