臭くならない部屋干しの正しい仕方をプロが解説

臭くならない部屋干しの仕方
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お天気の悪い日に限らず1年中部屋干しが良いと耳にしたことはありませんか。しかし部屋干しをしたくても洗濯物が臭くなってしまうのが心配でできない方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな部屋干しを成功させる正しい仕方をご紹介します。

部屋干しのメリットとデメリット

部屋干しのメリットデメリット

部屋干しをすることでのメリット・デメリットをまとめてみました。少しのデメリットさえ解消すれば、トラブル知らずの快適な部屋干しが実現できます。

良い例やメリット
  • お天気に左右されない
  • 屋外特有の汚れ(花粉・排気ガス・黄砂・PM2.5など)が付かない
  • 紫外線による色褪せなどの劣化が防げる
  • 好きな時間帯に干すことができる
  • 防犯になる
悪い例やデメリット
  • 乾きにくい
  • 生活感が出てしまう
  • 場合によっては電気代がかかる

部屋干しで生乾きや臭くなる原因

Tシャツ汚れニオイ1

デメリットにもある「乾きにくい」ことが部屋干し最大の問題です。この乾きにくい環境が生乾きの状態を作り出し、あの嫌な部屋干し臭をつくりだしてしまうのです。

その主な原因としては洗濯物に残った汚れと雑菌です。そのため乾かすことに注目する前にまずは洗濯物にこれらが付かないようにすることが肝心です。

洗濯したのに汚れ?

洗濯物の洗い残しという言葉を聞いたことはないでしょうか。実はキレイに洗濯機が洗濯していると思っていてもどこかで間違ったやり方をしていると汚れを落としきれていないことがあります。

例えば、洗濯洗剤や柔軟剤を規定量よりも多めに入れている、一度で回す洗濯物の量が多い、すすぎは1回のみ、お風呂の残り湯を使っている…などこれらに当てはまる方は要注意です!

洗濯洗剤や柔軟剤の効果を更に高めようと多めに投入している行為は実は逆効果なんです。さらにすすぎ1回のみだと洗剤が繊維に残って汚れとなってしまうことも。

また洗濯物の量が多すぎると洗い落としきれなかったり、前の晩のお風呂の残り湯を使っていると汚れや雑菌を洗濯物につけていることと同じことになってしまいます。

菌はどこから?

あらゆるところに菌は潜んでいます。その中でも洗濯において考えられるのは一日中着用した衣類です。私たちの体から出る皮脂や汗、そして洗濯槽には洗剤カスやカビが生えていることもあります。

そのため、皮脂や汗が付着した衣類を長時間放置したり、湿ったままの状態で洗濯槽に保管していると更に雑菌が繁殖してしまいます。

できるだけ衣類はこまめに洗うことを心がけ、洗濯槽に洗濯物をためずに通気性の良い洗濯籠で保管しましょう。

そして濡れたものは吊って乾かしておく、このひと手間も大切です。洗濯槽を定期的に専用クリーナーでお手入れするなどのメンテナンスも欠かさずおこないましょう。

部屋干しが乾く時間

時計で時間を確認

風が当たりにくい部屋干しでは外干しの約2倍の時間がかかると言われています。洗濯物の量によっても変わってきますが、部屋干しで洗濯物が乾く時間の目安は以下の通りです。

春 約7時間

夏 約4~5時間

秋 約7時間

冬 約8時間以上

部屋干しの正しい仕方

皮脂汚れにおすすめの洗濯方法

部屋干しでは窓を開けるべき?

基本的には窓は開けておきましょう。閉め切ったお部屋での部屋干しは風通しが悪くなり、乾きにくいだけでなく、湿気がこもってしまうとお部屋にまでカビが生えてしまうことになりかねません。

窓を開けられない場合は、換気扇を回しておくだけでも違いますよ。

注意点

エアコンの除湿や除湿機を使用される場合は、閉め切ったお部屋の方が除湿効果が得られます。

部屋干しを早く乾かす方法

洗濯物を乾かすには「風」「気温」「湿度」の3つの要素が必要です。そのため、窓を開けて部屋の中は風通しを良くする必要があり、扇風機やサーキュレーターを使うのもそのためです。

日照時間が短かく気温の低い冬は乾きにくく、気温の高い夏の方が乾きやすいことでも気温も大きく関係していることはイメージしやすいと思います。

梅雨のように湿度が高い状態は洗濯物に含まれる水分は蒸発できず乾きにくいため、新聞紙や除湿機など除湿グッズを使って湿度を調節しましょう

つまり洗濯物を部屋干しで早く乾かすには、これらの足りない要素を補ってあげることです。お助けグッズを上手に使って乾きやすい状態を作ってあげる一番の近道になります。

部屋干しで1日24時間で乾かない原因

時間をかけても部屋干しで乾かない原因としては「湿気」が大きく関係しています。実は3つの要素の中でも一番気を付けたいのが「湿度」なのです。

いくら気温が高くても、風が当たっていても、湿度が高ければ洗濯物に含まれる水分は蒸発することができず時間をかけても乾くことができません。

そのため効率よく乾かすには「湿度」を下げること。新聞紙を洗濯物の下に敷いておくことや、エアコンの除湿機能や部屋干しモードに設定すれば間違いありません。

室内干しは裏返しの方が早く乾く?

衣類によっては裏返しの方が効率的に乾かすことができます。裏側には縫い目やポケットなど生地の重なっている部分が多くあるため、裏返しにした方がそれらを多くの空気に触れさせることができます。

そのため早く乾かすことができると言えます。

部屋干しは朝と夜はどちらが良い?

部屋干しのメリットでもある時間を気にせず干せるため、どちらが良いかはそれぞれのライフスタイルによって異なります。

最近では共働きの家庭も多く、朝は忙しい時間帯なので夜のうちにやっておくという方、夜の方が衛生的という理由で夜にされる方もいらっしゃいます。

ただし夜に洗濯機を運転する場合は、騒音にならないようご近所への配慮は忘れずに。

朝派の方は洗濯機のタイマーを上手に活用して起きたらすぐに干せる状態になるよう工夫されている方や、夜は疲れているため体力のある朝にという方も。

やはり周りの目を気にすることなく好きなタイミングでできるのはとても大きな部屋干しのメリットと言えますね。

夜寝る時に部屋干しする際の注意点

それでは夜派の方の注意点としては、部屋干しするお部屋が寝室と一緒なのか、別なのかでも異なってきます。

浴室など別室で部屋干しをしているならそこまで気にしなくても大丈夫ですが、一緒の場合ならお部屋の環境に気を付けましょう。

やはり濡れた洗濯物があるとお部屋の湿度が高くなるため、寝室が寝苦しくなったり、カビが生えたりしてしまう可能性があります。

エアコンの除湿やサーキュレーター、寒い季節であれば暖房を入れて、洗濯物を加湿器替わりにするなど季節に応じて家電製品を上手く取り入れて乾きやすく人にとっても快適な空間を作ることです。

また衣類乾燥モードが搭載されているエアコンを利用するのは、あくまでも部屋干しを効率的に行う設定となります。

人が快適に過ごせる状態とは違いますので人がいない状態のお部屋で使うことをおすすめします。

外出時の留守中に部屋干しする際の注意点

外出中にも部屋干しには欠かせない家電製品を活用をお考えの方も多いのではないでしょうか。

その中でも比較的つけっぱなしにしていても電気代が安い扇風機やサーキュレーターを使用する場合は火事などの事故の危険性がゼロだとは言い切れません。

使用期限内の製品であることや、コンセント付近にホコリなどが溜まっていないかも確認しましょう。

スマートフォンと連動できる家電製品もありますので不在中でもオンオフのコントロールができるものもあります。このような便利な機能を活用するのもおすすめです。

また深夜電気の方がコストが抑えられるため、家電製品をフル活用されている方は時間帯を見直してみるのも一つです

すすぎ回数での部屋干しの臭いの違い

最近では「すすぎ1回でOK」と謳っている洗濯洗剤が主流になりつつもありますが、実際のところでは洗濯での汚れ落としは「洗い」の工程よりも「すすぎ」にあるとされるほど大事です

洗剤そのものが衣類に残ったところで影響がないとしても、すすぎ1回の後に柔軟剤で仕上げた洗濯物は汚れと柔軟剤がくっつき嫌な臭いの原因となってしまいます。

すすぎ1回は節約や時短の面でも魅力的ですが、嫌な臭いのせいで洗い直しをしたり、臭いをとるために漂白剤を使ったり、臭いを消すためのあとあとの労力を考えると、すすぎ2回に変えるだけでこれらの負担を軽減することができるはずです。

脱水時間での部屋干しの違い

脱水時間を長くすればその分洗濯物から水気をきることができのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。

特に部屋干しにおいては早く乾かしたいがために手っ取り早く最後の脱水の工程を長くすれば乾燥も早くなると思いがちですが、実はそうとも限りません。

通常の1回の設定時間で十分脱水はできていますので、部屋干しするからといってそれ以上増やすのは効果的ではありません。

脱水のしすぎはかえってシワや生地を傷めてしまう原因となってしまいますので注意しましょう。

部屋干しでゴワゴワやパサパサ予防法

部屋干しで乾きにくくゴワゴワになりやすい代表のタオルですが、ちょっとしたひと手間で予防することができます。

タオルはパイルという織り込まれたループ状の糸をほぐしてあげることがふんわり仕上がるコツになります。

洗濯後はこのパイルがくっついた状態ですので、そのまま乾かすとごわついたり、パサパサした手触りになってしまうのです。

そのため、パイルを立ち上がらせるためにはタオルを10回~20回程度上下に振りさばきましょう。空気が含まれてふわふわに仕上がります。

この作業は乾燥時間を短くすることにもつながるのでとてもおすすめな方法です。

部屋干しの場所やスペース

部屋干しで除湿器を使う

部屋干しは広い部屋と狭い部屋どちらが良い?

部屋干しに多いリビング・ダイニングと浴室や洗面所などの狭い場所ではどちらが適しているのでしょうか。

部屋干しでは湿度を下げることが不可欠です。そのためには広いお部屋よりも狭いお部屋の方が湿度のコントロールがしやすく効率よく乾かすことができます

そして一度にまとめて干すのではなく、やはりこまめに洗濯をすることも大切です。

部屋干しスペースが無い場合の対処法

折り畳み式になる室内スタンドだけでなく、突っ張り棒や、壁付けや天井から吊るすものなど浮かせて邪魔にならない部屋干しグッズも多数あります。

賃貸でも穴をあけずに鴨居などに取り付けられる物干しもありますので、お住まいやライフスタイルにあったお洗濯グッズが見つけましょう。

注意点

洗濯物をカーテンレールに吊るすのはやめておきましょう。洗濯物の重みに耐えきれず壊れてしまうこともあります。

それだけでなく、カーテンに付着しているホコリや花粉までも洗濯物に付けてしまうことなります。

寝室で部屋干しする際の注意点

急な来客が着ても慌てず、生活していても目線が気にならないため寝室を部屋干しするお部屋に選ぶ方も多いのではなでしょうか。しかし寝室も人が寝ている間にかく汗などで湿気がこもりやすいお部屋です。

換気や除湿ができていないと、洗濯物の湿気によって布団が湿っぽくるなるなど不快な寝床となってしまいます。

さらにカビの原因にもなってしまいますので、寝室で部屋干しする際は除湿機やエアコンで湿気対策することをおすすめします。

北側の部屋で部屋干しする際の注意点

一般的には日当たりの良い南向き洗濯には向いていると言われ好まれていますが、北向きのお部屋でも部屋干しは可能です。

北向きのお部屋は日が当たらない分、室温が上がりにくいことが考えられますので、お部屋にはエアコンなどの温度や湿度を調整できる家電製品は必要でしょう。

1人暮らしの部屋干しの注意点とコツ

一人暮らしでの部屋干しはやはり風通しの良い干すスぺースを確保することが大切です。一番のすすめ場所は浴室。

浴室乾燥がついていなくても換気扇は絶対についています。除湿機やサーキュレーターを併用する場合も効率的に乾かすことができます。

そして洗濯物をまとめずこまめに洗いましょう。洗濯機にパンパンに入れて洗ったり、ぎゅうぎゅうに干すことがなくなると生乾きもしくくなります。

4人家族など大量の洗濯物の部屋干しのコツ

動線を考えると洗面所や脱衣所、浴室で干せると楽ですが、一度に家族全員の大量のものを干すとなると、一つのお部屋をランドリー部屋のようにするのも良いでしょう。

その際は、やはり温度や湿度を調整できるエアコンや、空気を循環させるせーキュレーターなどのお助けグッズがあると便利です。

室内用物干しスタンドも最近では家族の人数にあわせた大容量のものや、使わない時には折りたたんでおけるものなどもありますので一度で干す量にあわせたお洗濯グッズを見つけましょう。

部屋干しで部屋や料理の匂いが付く場合の対処法

一番安心なのは料理をしているお部屋、食事をするお部屋に干さないこと。ワンルームの一人暮らしの場合は、浴室に洗濯物を避難させましょう。

これらが難しい場合は、お部屋の窓を少し開けて新しい空気を常に循環させるようにしましょう。窓を開けれない場合は、換気扇だけでもつけておきましょう。

部屋干しでのカビや結露対策

結露は室内と室外の温度差が大きくなった時に発生するもの。そのため冬になると窓が結露するのは最も室外との温度差が生じる場所だからです。

この結露を放っておくと濡れた部分からカビが発生し、そのカビをエサにするダニを呼び寄せてしまうことになります。その結果、人だけでなく家屋にまで悪影響を及ぼす原因となります。

部屋干しする際はエアコンや除湿器を活用して結露対策をしましょう。

部屋干しでの埃対策

お部屋の中を清潔にしているつもりでも、普段手の届かない場所にはすぐ埃はたまってしまうものです。定期的に窓を開けて換気をしたり、空気清浄機を使って埃を減らしましょう。

もちろん、不要なものをお部屋にため込むことも良くありません。宅配の荷物が届いたら放置せず、段ボールも素早く処理しましょう。

部屋干しでダニやゴキブリ等の虫対策

お部屋の中での虫対策としてしようされるのは主に「スプレータイプ」「設置タイプ」「くん煙タイプ」の3つがあります。そのなかでもダニやゴキブリなどの害虫を一括して駆除できるのはくん煙タイプです。

広範囲にまとめて対応できるのでおすすめですが、おもちゃなど身の回りのものに煙や霧が触れてしまう可能性があるため、小さなお子様やペットがいるご家庭での使用は十分注意して下さい。

季節や天気による部屋干しの注意点やコツ

季節や天気による部屋干しの注意点やコツ

最後に部屋干しで注意したい天気や季節でのコツをご紹介します。

梅雨や雨の日の部屋干しの注意点とコツ

梅雨の時期は湿度が80%を超えることもあり、室内もどんどん湿気がたまります。特に雨の日や梅雨の時期は室内の湿度を下げるように除湿機やサーキュレーターを活用しましょう。

ただし、エアコンの「除湿」モードは室温も同時に下がってしまい寒く感じられるため、人のいるお部屋での部屋干しの場合は注意しましょう。

冬など寒い時期の部屋干しの注意点とコツ

逆にエアコンやストーブなどで暖房を使用する冬では湿度は30%程度まで下がっていきます。この場合は、部屋干しによってお部屋の湿度を適度に上げることができます。人も快適に過ごすことができ、洗濯物も乾きやすい環境になるため、暖房+部屋干しの組み合わせはおすすめです。

そのため冬は除湿機などはいらず、エアコンの暖房機能のみで快適に過ごせて部屋干しも効率的に行えます

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