衣替えと保管方法

衣替えで保管した洋服が色移りや色落ち!原因と予防法

色落ちした洋服
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衣替えで長期保管していた洋服を取り出すと、白いシャツに他の洋服の色が色移りしてしまっていたとか、色落ちや色焼けで変色していたと言う事もあります。

それら洋服が変色してしまう原因と、保管中にトラブルを起こさない正しい予防法を紹介します。併せて色移りしてしまった洋服の色の落とし方も紹介します。

洋服の色移りや色落ちが起きる原因

収納に保管中の洋服が色落ちしてしまうのは、洋服の染料が何らかの原因で溶け出してしまった結果です。染料が溶け出す原因としては…

  • 染料を多く使う濃色で染料の定着率が低い
  • 酸化作用で化学変化し染料の結合力が低下
  • 脱水や乾燥時の回転の遠心力
  • 洋服同士がこすれた摩擦
  • 洗濯後に濡れた洋服を放置
  • 汗や汚れが付いたまま放置
  • 湿気の多い場所で密接した保管

洗濯の際の洗剤や洗濯機は汚れを落とす力を持っているので、染料も同時に落としてしまいます。

専門的には堅牢度が低いと言いますが、定着率の悪い染料や繊維だと、それで落ちてしまい他の洋服や、同じ洋服の色が薄い部分に色移りするという事です。

衣替えの保管で色移りや色落ちする原因は様々ありますが、どの原因でも根本の原因となっているのは保管場所の湿気です。

衣替えの保管時に色落ちや色移りを予防する方法

洋服カバーに入れて保管する
  1. 色移りや色落ちしないかテスト
  2. 保管前に必ず洗濯する
  3. 保管前にしっかり乾燥させる
  4. 色で分けて保管
  5. 収納にパンパンに保管しない
  6. 保管場所の湿気対策をする
  7. 洋服カバーを使う

1~5がシッカリ出来ていたとしても、保管場所の湿気対策ができていないと色落ちや色移りは起きるので注意が必要です。

色落ちだけではなく、湿気は硫化染料の成分である硫黄との作用で繊維にダメージを負わせ脆くさせます。

デニムジーンズ等は強度が高い事で知られますが、洗濯しないまま保管すると、この作用によって色落ちや色移りだけではなく脆く裂けやすくなるので注意が必要です。

洋服カバーを使う際はビニール製だと色移りは防げますが、通気性は全く無いので中に湿気を溜め込み色落ち等の他のトラブルを引き起こすので、不織布カバーがおすすめです。

洋服の色移りを落とす方法

水洗い

洗濯中に色移りしてしまった場合は乾く前に弱アルカリ性洗剤で洗いなおす事で、ある程度は落とせる可能性はあります。

ただ、乾いた後や収納で保管し時間が経ってしまうと、色移りした染料が定着してしまうので落とすのが難しくなるので、洗濯後に気付いた場合は絶対に乾燥させない様にしましょう。

1.色移りしたばかりの洋服の対処法

  1. 色移りした洋服をお湯に浸ける
  2. 洗剤を入れ30分~1時間放置
  3. 色が落ちていなければ再度放置
  4. 色が落ちたらすすぐ
  5. 普段通りの洗濯をする
洗濯表示 桶に30は液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯できる桶に30は液温は30℃を限度とし、洗濯機で洗濯できる。桶の中の数字が限度となっています。
洗濯表示 桶に×は家庭での洗濯禁止桶に×は家庭での洗濯禁止

お湯は熱いと感じるくらいの50℃で、熱湯などにすると洋服がダメージを負う可能性が高いので注意が必要です。洗濯表示で何度までOKなのかを先ずは確認しておきましょう。

洗濯表示 三角は塩素系及び酸素系の漂白剤を使用可能塩素系及び酸素系の漂白剤を使用可能
洗濯表示 三角に斜め線2本は酸素系漂白剤は使用可能だが塩素系漂白剤は使用禁止酸素系漂白剤は使用可能だが塩素系漂白剤は使用禁止
洗濯表示 三角に×は塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止

白シャツ等の色物でなければ塩素系漂白剤も利用しましょう。洗濯表示を確認すると、どのタイプの漂白剤が使えるのかが分かります。

工程としては上記の説明の1の段階で漂白剤を入れてOKです。これで落ちない場合は一旦綺麗にすすいだ後に還元型漂白剤を試してみましょう。

2.色移りして時間が経過した洋服の対処法

色が定着してしまっているので一般の方が家庭で落とすのはかなり難しいです。

無理に落とそうとすると、更なる色落ちを起こしてしまったり、洋服にダメージを負わせてしまう事になるので、専門の業者にご相談下さい。

染み抜きなどで高い技術を持っている業者だと落とせる可能性もあります。coromoeでは高い技術で落とせない汚れは無いと自負しております。染み抜きも高い技術で行えるので、ぜひご相談下さい。

保管した洋服が色焼けする原因

紫外線で色焼けや色褪せするシャツ

色落ちと違い、色褪せした感じや、黄色く変色した感じで、古びた感じになってしまう色焼け。原因としては…

  • 汗や汚れが付いたまま放置
  • 排気ガスなどが付いたまま放置
  • 紫外線に晒されていた

これらの原因で染料の化学素材が変化して変色してしまい色焼けになります。直射日光が無い室内であっても蛍光灯から紫外線は出ているので、明るい場所に長期間保管しておくと色焼けします。

クローゼットにパンパンに詰めた洋服の片側の袖だけ色焼けしたと言う場合は、そこだけ紫外線が当たっていた事が原因と思われます。

衣替えの保管時に色焼けを予防する方法

ブラウスの収納
  1. 保管前に必ず洗濯する
  2. 紫外線の当たらない場所に保管する
  3. ストーブやガスコンロから遠い場所に保管する
  4. 他社の防虫剤と併用禁止の物は併用しない
  5. 保管場所の湿気対策をする
  6. 定期的に換気する

汗の成分にはミネラルが沢山含まれており色焼けの大きな原因になるので、少し着ただけの洋服でも必ず保管前は仕舞い洗いで洗濯をしましょう。

紫外線に当たらない様に暗い場所に保管する様にしましょう。クローゼットの扉に隙間があって常に光が差し込む部分があると、その部分だけ色焼けする事もあるので注意が必要です。

また、自動車の排気ガスだけではなく、自宅でストーブやガスコンロを使う場合でも燃焼後に酸化窒素ガスが発生するので、その影響を受けない遠い場所に保管して下さい。

ガスは水分に吸収されやすく、湿気が溜まっている場所ではガスを集めてしまう事もあるので、定期的に換気を行ったり湿気対策もしっかり行ってください。

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