洋服や布団のダニ対策

失敗しない押し入れやクローゼットなど収納のダニ対策

クローゼットに洋服を保管
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シーズンオフの洋服や布団をはじめ、シーツやぬいぐるみ等、押し入れやクローゼットなど収納に仕舞う物のダニ対策をやっていないとダニだらけになり使う時に痒いとか痛い事も…。

失敗しない為に絶対やっておきたいダニ対策をご紹介します。

ダニの繁殖条件

温度:20~30℃

湿度:60%以上

死滅:50℃以上で30分以上の乾燥か60℃の乾燥で一瞬で死滅

エサ:水分、食べこぼし、埃、カビ、髪の毛、ペットの毛、フケ、アカ、皮脂など

ダニの繁殖条件を見て分かる様に、人間の生活空間はダニにとっても快適な空間なので手抜きするとダニだらけになります。そうならない為に出来る限りの方法を行いましょう。

収納自体の湿気を取る

部屋の換気をしても押し入れやクローゼット等の収納に湿気はどうしても溜まりやすい。湿気はダニの大量繁殖の条件の1つですし、カビや色落ちや臭いの原因にもなるので、定期的に収納自体の湿気取り対策を行いましょう。

湿気が気になる状態なら、1度全ての物を取り出しエアコンやサーキュレーター等で風を送り収納内の湿気を取りましょう。年に1~2回程度やるだけでも、環境は随分違うので、大掃除の時などにやると良いです。

汚れを落として収納に保管する

洗濯機で洗う

ちょっとしか着ていない、ちょっとしか使っていないから大丈夫と思って収納に保管するとダニの餌が付いたままになるので絶対NGです。

衣替えで保管に回す時と同様に、必ず仕舞い洗いをしましょう。シッカリ汚れを落として乾燥させる事で、汚れや湿気が取れた状態になります。

汚れが残っているまま長期保管すると、取り出した時にダニはもちろん、カビ、黄ばみ等のシミなどのトラブルの原因になるので注意が必要です。

収納に入れる量を減らす

収納棚

収納に湿気が溜まりにくくする為に通気性を良くしましょう。

その為に先ずは収納がパンパンな状態にならない様に気を付けて下さい。物が多いといくら頑張って部屋の湿気対策を行っても収納には湿気が溜まります。

扉を開けっ放しにしても、風を送っても、パンパンだと空気が回らないので効果はかなり低くなります。

注意点

収納に入れる目安としてはハンガーで吊るしている物は横とくっつかない様にする事。棚や箱に仕舞う場合は上部3分の1程度は物を詰めず空間とする事です。

同時に収納の側面や奥もピッタリ収納されている状態にならず空間を作る様にして下さい。

収納が狭い、物が多い場合は、不要な物を捨てるか保管業者に預かって貰うと良いでしょう。coromoeではクリーニング付き保管サービスを行っているので、仕舞い洗いも保管の悩みも簡単に解消できるので、ぜひご依頼下さい。

収納の扉を閉めない

ベビー服の水洗い後の保管方法

いくら空気の通りを良くした所で、扉を閉めるとその中で空気は滞留するので湿気は溜まる様になります。

収納の扉は可能なら閉めない、閉めるなら1日1回は開ける、1週間に1度は長時間開けたままにして空気を入れ替えましょう。全開にできるなら全開に、片側分しか開けないなら扉を真ん中に持ってきて左右に空気の通り道を作ると効果的です。

収納の床にすのこを敷く

クローゼットや押し入れの床にすのこを敷く

収納は棚を使わないと、下から積み上げてしまう状態になってしまう人も多いです。そうなると収納がパンパンな状態に近いので、下部にも空気の通り道を作る為にすのこを敷く事をおすすめします。

すのこじゃなくて、キャスター付き収納棚などでも下部に空気の通り道ができるので良いです。どういう方法でも良いので床に直接置くような収納方法にならない様にして下さい。

収納の上下で置く物を変える

クローゼットが狭い場合の正しい洋服や布団の保管方法

湿気は下部に溜まりやすいので、湿気が溜まりやすい布団は棚を作り真ん中や上部に置くと良いでしょう。

その他、頻繁に使わない物は真ん中から上に、洋服は真ん中に、下部は頻繁に使う物にするか、衣類や布団以外の物にすればOKです。

例えばタオルや下着などは頻繁に入れ替えていく事になるので下部でOK、月に1回のスポーツで使うジャージは上部など、自分が使う頻度で考えてみましょう。

紙製の物を置かない

新聞紙

収納に漫画本や雑誌を大量に置いていると湿気を吸い取りますが、そこに湿気が溜まり続けるので良くありません。捨てずに保管しておきたい本にとっても良い環境ではありません。

また、収納ボックスがダンボール等の紙製の場合も同様です。湿気取りの為に良さそうですが、実際には湿気を溜め込んでしまう事になるので注意が必要です。

特にダンボールは虫が発生する原因にもなりやすいので、通販や引っ越しの際のダンボールを使ったりするのは絶対に止めましょう。

湿気取りグッズを使う

除湿剤(乾燥剤)を使う

収納と言う性質上、どうしても湿気は溜まってしまうので、湿気取りグッズを使いましょう。

ハンガーにかけるタイプ、収納ボックスの棚1つ1つに入れるタイプ、どちらも使う事をおすすめします。ダニ対策の為に、ダニ避け効果もある湿気取りグッズだとなお良いです。

電気代などが気にならない方は小さめの除湿器などを使うのも良いでしょう。

クリーニング後のビニール袋から出す

クリーニング後のビニール袋

クリーニング後のビニール袋は配達や持ち帰りの際に汚れやホコリが付かない為に使う一時的な為の物です。通気性は全くないので、そのまま収納に保管すると、1つ1つが通気性最悪の場所に保管されてしまう状態と同じです。

ビニール袋の場合は直ぐに取り出し、部屋干しで湿気を取った後に収納に保管する様にして下さい。coromoeではクリーニング後は通気性が良く防カビ防ダニ効果がある不織布の袋に入れてお渡ししているので、そのまま保管して頂けます。

布団圧縮袋を使う

布団圧縮袋

綺麗に洗って乾燥させた後と言うのが前提になりますが、嵩張る布団は布団圧縮袋に入れて保管するのもダニ対策に効果があります。

シッカリ密閉していれば湿気も汚れも付かないのでダニが大量繁殖してしまう可能性は低いです。

丸洗い(水洗い)せずに布団圧縮袋に入れて保管すると、汚れが溜まったままなので、その中でダニが大量繁殖してしまうので注意が必要です。

必ず洋服と一緒で長期保管前は仕舞い洗いをシッカリ行いましょう。

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