ベッド下収納はダニやカビの温床!絶対やるべき9つの対策
ベッド下収納は家の収納の中でも特にダニやカビが発生しやすい場所です。きちんと対策を行わないと大量発生する危険な温床となってしまいます。
洋服や布団などを保管する場合はダメになってしまわない様に、絶対やるべき対策を紹介するので参考にして下さい。
ダニやカビの繁殖条件
先ずはダニやカビの繁殖条件を把握しておきましょう。
温度:20~30℃
湿度:60%以上
死滅:50℃以上で30分以上の乾燥か60℃の乾燥で一瞬で死滅
エサ:水分、食べこぼし、埃、カビ、髪の毛、ペットの毛、フケ、アカ、皮脂など
温度:5℃~35℃前後
湿度:80%以上
栄養:食べ物、ホコリ、汚れ、人の垢や髪の毛、プラスチック、塗料や接着剤など多種
見分かる様に、ダニもカビも条件が似ていて、人間が快適に過ごす場所で湿度が高めだと発生します。特にベッド下はダニやカビが繁殖しやすい場所となっているので注意が必要です。
ベッド下収納でダニやカビを大量発生させない為の対策
ベッド下収納に洋服や布団などを入れる場合に必ずやっておきたい対策を9つ紹介します。
- 収納自体の湿気を取る
- 引き出しを全開にする
- 収納に入れる物の汚れと湿気を取る
- 収納に入れる量を減らす
- ベッド下にすのこを敷く
- 湿気取りグッズを使う
- 服は不織布カバーに入れる
- 布団は圧縮袋に入れる
- 布団やマットレスを綺麗にする
1.収納自体の湿気を取る
先ずはベッド下収納に既に湿気が溜まっている状態なら、全ての物を出し、可能なら収納の引き出しも取り出して乾燥させましょう。
乾燥方法は天日干しでも部屋干しでも構いませんが、既にカビが生えている場合はアルコール除菌スプレーや塩素系漂白剤などで綺麗にしましょう。
シッカリ乾燥させれば多少の湿気が溜まってもダニやカビの大量発生を抑制できます。湿気が溜まりやすい場合は、面倒ですが3か月に1度くらいはやりましょう。
2.引き出しを全開にする
湿気対策をやっても、扉を締め切ったままだと収納には湿気が溜まります。ベッド下は特に空気の通りが悪いので、週に1~2回は引き出しを全開にして空気の入れ替えをしましょう。
3.収納に入れる物の汚れと湿気を取る
洋服や布団を入れる人は、必ず汚れと湿気を取ってから保管して下さい。汚れはダニやカビの餌になるので、少し着ただけの洋服でも洗濯しましょう。洗濯後には綺麗に乾燥させる事が大切です。
4.収納に入れる量を減らす
ベッド下収納は特に湿気が溜まりやすいので、少しでも空気の入れ替えがしやすく、湿気が溜まりにくくする為に、入れる量を減らしましょう。パンパンに詰めているのは論外、可能なら半分くらいまでにして下さい。
5.ベッド下にすのこを敷く
ベッドやベッド下収納を床に直接置いていると通気性は最悪です。ベッド下の通気性を良くする為に、ベッド下にすのこを敷きましょう。
ベッドに備え付きのタイプでは無理ですが、ベッド下に収納ボックスなどを置いている場合は、それらの上部とベッドの下部の間も広げると通気性は更に良くなります。
6.湿気取りグッズを使う
根本的な湿気対策をした上でじゃないと、湿気取りグッズは大した効果を得られないし費用も嵩むの大変ですが、やらないよりはマシ。
防虫防ダニ効果がある湿気取りシートなどがあるので、そういう物をベッド下収納の引き出しに各々入れておきましょう。
7.服は不織布カバーに入れる
洋服は1つ1つを不織布カバーに入れておくと湿気対策に効果があります。逆にクリーニング後のビニール袋は通気性が最悪で湿気は溜まる一方なので、絶対にそのまま保管はしない様にして下さい。
coromoeではクリーニング後は全面ビニール袋ではなく、不織布を使った袋でお渡ししているので、その袋を使って保管も可能です。またオプションで防虫防カビ防ダニ効果のある不織布の袋にする事も可能です。
8.布団は圧縮袋に入れる
布団圧縮袋を使えばパンパンの収納にスペースが空き通気性も良くなります。布団自体に湿気が溜まるのも予防できるのでおすすめです。
しかし汚れや湿気が溜まったままだと、その中でダニやカビは大量繁殖してしまうので、必ず布団丸洗いをし、しっかり乾燥させてから保管しましょう。
9.布団やマットレスを綺麗にする
ベッド下収納に気を遣っても、その上に載っている布団やマットレスがダニだらけ、カビだらけでは、そこで大量繁殖し収納にもやってきます。布団やマットレス、シーツやカバーも常に清潔な状態にしておく事が大切です。
基本はベッド下収納には洋服や布団以外を保管する
ベッド下収納しか保管場所がない場合以外は、基本的に洋服や布団などはベッド下収納に保管しない事をおすすめします。
どんなに頑張っても位置的な問題で湿気が溜まりやすい場所です。ダニやカビの為に週に何度もお手入れしたりするのも手間でしょうし、可能な限り別の場所に保管し、ベッド下には多少湿気が溜まっても大丈夫な物を保管する様にして下さい。
クローゼットや押し入れ等、他の収納にスペースがない場合は、シーズンオフの洋服や布団は保管業者に預かって貰うのも1つの手です。
coromoeではクリーニング付き保管サービスも行っているので、ぜひこの機会にご検討下さい。