布団にダニが繁殖しやすい季節と夏冬や梅雨時期の対策
布団にダニが繁殖しやすい季節と夏冬や梅雨時期の対策をまとめています。
どういう時期にはどの程度のお手入れや洗濯などが必要なのか、季節や時期でのシーツやカバーの取り替え、掃除機をかける頻度などを紹介しています。
温度:20~30℃
湿度:60%以上
死滅:50℃以上で30分以上の乾燥か60℃の乾燥で一瞬で死滅
エサ:水分、食べこぼし、埃、カビ、髪の毛、ペットの毛、フケ、アカ、皮脂など
ダニが発生しやすい季節や時期
ダニの繁殖条件を見て貰って分かると思いますが、現代の家は年中温度が20℃前後の事が多いので、ダニは常に繁殖します。
特に繁殖しやすい時期や季節としては、湿気が多い時期、気温が高い時期なので、梅雨時期の5月中頃~9月中頃まで。
ダニ対策は年中やらないといけませんが、特に5月中頃~9月中頃は汗を大量にかくし湿気も溜まりやすいので注意したい時期で、小まめに対策を行う必要があります。
プロが教える正しいダニ対策
布団のダニ対策として正しい方法を紹介します。
- ダニを死滅させる
- ダニの死骸や糞を取り除く
- 布団を綺麗に洗う
- 湿気が溜まらない様にする
1.ダニを死滅させる
ダニを死滅させるのは乾燥機や駆除スプレーを使います。手間の面からは駆除スプレーですが、安全面や効果を考えると乾燥機がおすすめです。
60℃以上でダニは一瞬で死滅するので、布団乾燥機や衣類乾燥機を使って一気にムラなく温度を上げましょう。
湿気が溜まるとカビやダニの繁殖に繋がるので、こういう面からも乾燥機を使って湿気取りをするだけでも効果があります。
2.ダニの死骸や糞を取り除く
ダニの死骸や糞は布団の奥に入り込んでいるので叩いても出てこないし逆効果になる場合が多いです。丸洗い(水洗い)をするか、掃除機や布団クリーナーで吸い出しましょう。
家庭では生きているダニは水洗いしても繊維にしがみついて取れないので、先に乾燥機にかけて水洗い後に再度乾燥機で乾かすと良いでしょう。
coromoeでは布団の丸洗いクリーニングでは、水洗いの時にダニを死滅させる薬剤を使い、更に綺麗に洗い上げ乾燥させています。ダニ避け効果もあるので、ご好評いただいております。
3.布団を綺麗に洗う
布団が汗や皮脂などで汚れているとダニの餌となり繁殖しやすい状態になるので、常に清潔な状態を保つようにしましょう。
布団自体は年に2~4回の丸洗いでOKですが、シーツやカバー等は最低でも週に1~2回は洗って清潔な物に取り替える様にして下さい。
防ダニ効果のあるシーツやカバーを使っていても、洗濯をしなければ汚れは溜まります。シーツやカバーの隙間をダニが通れなくても、布団やマットレスには大量繁殖してしまう事になるので注意が必要です。
4.湿気が溜まらない様にする
布団はもちろん、部屋やベッド周りに湿気が溜まりやすい状態になると、せっかく小まめにお手入れしても、湿気は直ぐに溜まりダニの大量繁殖に繋がります。
部屋の通気性を浴し換気を行う事、マットレスはフローリング等に直接置かずスノコなどを利用して通気を良くして下さい。
寝ている間には冬でも汗をかくので、起きたらすぐにベッドメイキングせず、布団をはがして裏返しにしたり、乾燥機を使う、布団干しスタンドにかけるなどして熱気と湿気を取りましょう。
乾燥機などで本格的に乾燥しなくても、家から出るまでそういう状態にしておき、家からでる直前にベッドメイキングするだけでも、湿気の溜まり具合はかなり違ってきます。
梅雨時期は通気が良い部屋でも湿気が溜まってしまうので、除湿器やエアコンを使うと良いです。窓を開けないと通気が悪い場合は扇風機やサーキュレーターを併用すると、かなり改善されます。
3.夏冬や梅雨時期での布団のダニ対策
季節や時期でのダニ対策の為の布団のお手入れ目安。
■梅雨時期~夏
- シーツやカバーの取り替え:週に2~3回
- 布団に掃除機をかける:週に1~2回
- 布団を乾燥させる:週に1~2回
- 布団の丸洗い:この時期中1回~2回
■春秋冬
- シーツやカバーの取り替え:週に1~2回
- 布団に掃除機をかける:週に1回
- 布団を乾燥させる:週に1回
- 布団の丸洗い:この時期中1回
あくまで、この時期に最低でもやった方が良い回数です。湿気が溜まりやすい、朝シャワー派で汚れたまま寝る等、個々の環境に合わせて回数を増やすなど調節して下さい。
布団の丸洗いなどは大変な労力で失敗する事も多いので、面倒な場合はcoromoeにお任せ下さい。ダニ対策の為の専用のクリーニングも行えます。